前回の続き

ラピードF130をロングジャーク気味にアクションさせ、hitしたのはMHのショアジギロッドでは制御出来ない程の中々なクリーチャー。

ロッドワークで向かせたい方向に向かせようとすれはするほど、宜しくない方向にドラグをジャージャー響かせながら突っ走って行く。


やっと動きが落ち着いたと思えば、またすぐに衰える事のないパワーで走り出す。


少し手前に寄せては寄せた以上にラインを出され、何とか真ん中で勝負出来ると思えばテトラ側に走られ、そんな事の繰り返しで約10分、蹂躙されつつも何とか手前まで誘き寄せると、1メートル近くありそうな我儘bady

こんな奴と10分間ランデブーしてたら腕に乳酸も溜まる。

さて、問題はまだ解決してない。

現在の状況と言えば、hitさせた場所まで一人で走って来た為に援軍が居ない。


なので手元には勿論ギャフがない。


タモは背負ったままなんで手元にあるし、決してタモ入れが苦手と言う訳ではないけど、こんな化け物を一人でタモ入れした事がないから不安しかない。


十分に空気を吸わせ、獲物の動きを限界まで制御させよとするも、このサイズともなると体力がなかなか尽きんからほんと大変。


動きが鈍り、タモに誘導し、完璧に収まった筈なのに魚体は完全には収まらない。


魚の重さとバランスの悪さに耐え切れず、タモが半回転して魚が飛び出てポチャン






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まだ外れてない!




フックがネットに絡まりながらも、化け物はまだ手中に居る!!




とは言いつつもピンチなのは変わりない。


まだチャンスがあると言うだけで状況は最悪なまま。


普通に放り込んでもタモに収まりきらんのに、この状況からどうリカバリーしろと....。



こんなもん奇跡でも起こらんとタモに入らんやろ....って思いながらも、頭をフル回転させて取り込みに専念すると....。






















奇跡起こったわ!


ネットにフックが掛かった状態で強引にタモにぶち込もうとしたら、いい具合に(く)の時に魚体が収まり、クッソ重い魚体の引き上げ成功!


あれやな、奇跡も魔法もあるんだよってヤツやわ。


そしてサイズはッッッ!!




自 己 新 記 録 !


1センチ更新しましたw

汗だくで息まで上がってたし、ここまで来たらもう普通にスポーツですわ。

最終目標の1m越えとは行かなかったものの、文句なしに満足な一本なのは確かですね。






それからひと月ほど経ち、連日続いてたブリ祭りは暫く収まってたんですが









二日前に80弱のメジロを2本キャッチ

また終わり掛けてた夏が始まったのかもね。