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ウディ・アレン監督最新作、ケイト・ブランシェット主演の
ブルージャスミンを見て来ました。
ケイト・ブランシェットはこの作品で本年度アカデミー賞&
ゴールデン・グローブ賞を受賞しています。

花あらすじ花
ニューヨークの実業家ハルと結婚し、
何不自由ないセレブライフを
謳歌していたジャスミン。しかしハルが逮捕され、一家は離散。
一転して富も名声も全て失ってしまったジャスミンは、
サンフランシスコに住む庶民の妹の元へ身を寄せる事に。
新たな土地で再起を誓い、自分を満足させてくれる夫探しを
始めるも、慣れない環境が彼女の精神を蝕んで行く。そして...
(98分)

78歳のウディ・アレン監督作品とあって、
ご年配の男女(アレン監督と同年代?)の方も多かった客席。
随所に散りばめられているブラックジョークに、
あはは、おほほと余裕の笑い声も聞かれたけど、
ワタシは全然笑えな~い
!
ジャスミンの転落が滑稽を通り越して、
切な痛過ぎるのよ..
(>_<)

全財産を無くしてしまい、借金もあるのに
サンフランシスコまでファーストクラスで乗り付ける
ジャスミン。妹に「なぜお金が無いのにエコノミーで
来なかったの?」と言われ、
「わからないけど買っちゃったのよ!」と憤るジャスミン。

良かれと思い妹の友人達(庶民's)を紹介されるも、
虫けらを見るような目で、
「一体誰と寝ればドライマティーニが飲めるわけ!!」と
怒りでワナワナしてしまうジャスミン...
(友人達を前にしてこの発言も、全く失礼と思っていない)

ようやく出会えたセレブな男性からのお誘いの電話に、
涙のガッツポーズを静かにキメるジャスミン...
(なのになぜか笑えない)

ここはサンフランシスコなのに、バッグは常にエルメス、
シャネルジャケットを着こなすジャスミンのファッションは、
ジャスミンが自分で居られる為の唯一の鎧のようです。

ケイト・ブランシェットの演技力が本当に素晴らしく、
正常な時と精神を病んでいる紙一重の状態の時の、
ピーンと張りつめた表情は、
凄い緊張感で終始ハラハラさせられました。
でも何だろう、あの透明感は...必死さから生まれる物なのかな。

映画館の出口で「ぴあ」のアンケート調査をやっていて、
男の人(推定60代&30代)が「何点でしたか?」と
聞かれてけど、どちらも75点と答えてました。
男の人にも見応えのある映画のようです