水星が逆行しているそうなので、昔のことを思い出してみました
それは30年以上前のことです
私はまだ女子高生の頃、いつものように自宅の部屋で寝ていました
夜中ふと目覚めると、足元に、大きな身体の武士の霊が立っていました
鎧かぶとを身につけて、暗い雰囲気で、私をじっと見つめていました
その当時は霊能力などなかったので、ひたすら恐ろしくじっと目を閉じて、不動明王の御真言を何度も唱えていました
そうしたら、いつの間にか寝てしまっていて、気がつくと朝でした
それっきり、その霊が現れることはありませんでした
私の家があったところは、源平合戦で、源氏の武士たちが、鵯越の逆落としという、騎兵戦をしたあたりで、まだ成仏していない霊がさまよっていたのでしょう
また、その近くに広大な墓地があり、タクシーの運転手さんたちが夜その辺りを走ると、霊が乗ってくるという噂があったようです
途中に、大きな橋があり、そこで何人も投身自殺する人がいたりと、人を怖がらせる要素が多い場所でした
それから私は遠くに引っ越してしまい、今はどうなったのかはわかりません
いつか思い出の場所をめぐる旅をしてみたいと思っています
今日もありがとうございました😊