今年の春、たまたま菜食主義で自給自足の生活をしている30代の男性と知り合いました

スピリチュアル好きなところで、意気投合して、いろいろ話をしました



その人から、アナスタシアという本を勧められて、読んだんですね

アナスタシアは、不思議な力を持つ若い女性で、ロシアの人里離れたところで、自然の中で、野生の動物たちと幼い子どもと一緒に住んでいるのです

その本で、自分の土地を持ち、自給自足をすることで、人を守り、地球を守ることにもなると書いてあるんですね

知り合った人は、それに触発されて、自給自足を始めたらしいんです




えー、いいなぁ

毎日畑を耕して、新鮮で安心な野菜を食べたら、健康になりそう



興味をそそられた私は、誘われるままに、お家にお邪魔してみました




その家は、郊外の住宅地から山に入った場所にあり、古い農家を借りて、奥さんと一歳の男の子と三人で住んでいるのでした

そこは大きくて古い家なので、風が通り、四月の終わり頃だけど、肌寒く感じました



奥さんがお昼ご飯を作ってくれたんですけど、菜食主義なので、お肉やお魚はありませんが、近くの畑で自然農法で作った野菜が新鮮でとても美味しかったです



ご飯を食べた後、トイレを借りたら、案の定溜め込み式でした

まあ、それはそうだろうなあと思いながら出てきて、手を洗おうと水道の栓を回したら、水が出ない

手はどこで洗うの❓と聞いてみたら、台所のタンクと言うんです

なんと水道を引いてなくて、水はわざわざ汲みに行っているらしいんです


電気とガスは引いてたみたいなんだけど、水道引いてないって、洗濯とかどうしてるんだろう❓

お風呂はどうしてるんだろう❓

小さい子がいるのに、大変だろうなあ




自給自足って、憧れるけど、そんな生易しいものじゃないんだなぁ


とても私にはマネできない💦💦



よくよく考えたら、庭の草を引くのだって面倒くさい私が、農業なんてできるわけない



現実を見ることで、淡い夢は一気に萎んでしまったのでした




最後までお付き合い頂き、ありがとうございました😊