寝返りを振り返ってみよう2 | 赤ちゃんの成長記録
昨日も寝返り途中の中途半端な姿勢で寝入らないように気をつけましょう。

という記事を書きましたが、

写真1のように首が肩のラインをこえて頭が床にくっついてしまっている首の傾きは

日常生活の間に赤ちゃんに無意識に与えた首のゆがみがもとになっているのです。


・チャイルドシートにのせて、首が傾いたまま寝たとか、

・傾いたままベビーカーに乗せ歩くとか、

・首の据わらないうちに 首に浮き輪をつけてお風呂に浮かばせたとか

・首の据わらないうちにおんぶして歩くとか、

・首が傾いたまま授乳しているとか


つまり、大人の手のひらの上でなら、自由に動かしてもよい赤ちゃんの首ですが

その可動範囲をこえてしまって、そのカタチをしばらく維持してしまうと

赤ちゃんは、自分で首の位置を身体の真ん中に取り戻すことができなくなってしまうのです。 


赤ちゃんの成長記録-1m


私たち大人は、ついめん抱っこをされて育てられた世代ではないし、

写真1のような態勢でねかしつけられたり、

首の向き癖がついたまま、それを気にもとめられることもないまま

育ってきているのです。


それで、これまで死なずに生きているしとりあえず普通に生きていると

誰もが自分を普通だと思い込んで過ごしています。

しかし、自分の身体の中心を知らずに無意識に内面はあがきながら過ごしているのです。


私自身が、自分の身体の中心軸を実感できずに

中心とは?中庸とは?ニュウトラルとは?平均とは?バランスとは?拮抗とは?

と常に追い求めてついめん抱っこに行き着いて

はじめて体感し実感として会得したことは

歪んでも逸脱しても見失っても、

もとに戻って自分という核が存在する揺るがない一点を知ることだ

と思いました。


地球は、広大な宇宙の一隅にいて自分の位置を逸脱せずに常に生きています。

その地球上に生かされる人間は、地上に立って

重力を感じ、空気を取り込み、排出しながら活動する生き物です。

人間はその地球の運行とともに、人間の身体の軸と中心を逸脱せずに

いつも中心に立ち戻れるように意識して過ごせれば、

円滑な健康的な活動しやすい身体がつくられていきやすいのです。


ですから、赤ちゃんには、自分でもとに戻ることができないようなゆがみを

与えずに過ごそうということです。

写真1のような態勢でいたら、いち早く首を起こして肩のラインから首がはみ出ないように

もとにもどしてあげましょう。

そして写真2・3・4のような体操を試みてあげましょう。



赤ちゃんの成長記録-2m


赤ちゃんの成長記録-3m

赤ちゃんの成長記録-4m


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