しゃがんで遊ぶ | 赤ちゃんの成長記録


11ヶ月の赤ちゃんです。

這い這い活動も順調です。

左右交互に全身を前後左右に動かせる活動が這い這いだといえますが、

這う動作をいとわない状態は、

実は、内面の見えない部分、つまり内臓の活動もとても活発な様子をあらわします。


目の前に興味のわくものをみつけ、

それに集中し、近づいて確かめようとする好奇心が旺盛になってくるというのは、

脳が発達している・・と解釈されがちです。

脳のつくりが良い子と、そうでない子は、遺伝の要素が左右されていると

思われているふしがありますが、

実は、脳の円滑な働きが出る大元の要素は

消化器系がストレスなくぜんどう運動し、栄養吸収して

運動するエネルギーを生み出せる身体であることが大きく作用しているのです。


化器系がストレスなくぜんどう運動するためには、

抱き方、授乳の仕方、お座りのさせ方、をゆがませないように

重力の働く方向に沿った姿勢を意識して過ごすことが大切なのです。




写真の赤ちゃんは、興味あるものを見つけて

指差しをしています。

赤ちゃんの頭には独り言のような気づきが生まれている、という象徴的な動作ですね(写真1)



赤ちゃんの成長記録-1 1

指差しの動作は脳の活動の象徴ですが、

しゃがんだ姿勢をしばらく維持したまま、興味のあるものに集中していられるのは、

日頃、身体の動きが活発で、

表面の筋肉が十分、伸び縮みする活動ができていることの象徴です。(写真2・3)


赤ちゃんの成長記録-2 2


赤ちゃんの成長記録-3 3

十分這い這い運動がなされていないと、

そけいぶや膝を曲げたままの姿勢を維持することが難しいものなのです。


あえておしゃがみの強いなくても

写真のように自発的にしゃがんだまま遊んでいる光景を見つけたら、

そ~っと、赤ちゃんの集中力を切らさないように

邪魔しないように、見守りつつ、心の中で大拍手をしてあげたいものです。



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