今回の帰省でのお土産。最近は純粋に自分が食べたいものを買うようにしている。何か美味しそうなものをと探していると、ドイツ菓子の専門店があるではないか。しかも志村坂上に。

 

志村坂上って学生の頃に家庭教師のバイトをしていた家がある。もう30年以上前のことだ。とりあえず行ってみよう。

 

お店は駅から10分弱か、外観から昭和の香りを強く感じるおしゃれさとは無縁のお店だ。初日に行った洋菓子屋さんの対極のような店だ。それでも長く続いていると言うのは人気があるからだろう。

 

店内は奥がすぐ厨房で大将と思しきおじさんが何かを作っている。店内の商品は焼き菓子を中心にたくさんある。いずれも手書きの商品案内だ。色々買いたかったが、他にも買う予定があったのでバウムクーヘンのみを購入。

 

駅へ戻る途中に家庭教師先のお家を探してみる。が、見つからない。私の記憶違いなのかすでに引っ越しているのかは分からないがない。と言うか、すでにどんな家だったかも覚えていない。2年したのでかなりの回数通ったんだがなあ...。

 

妙に気に入られて毎度晩御飯をご馳走になった。みなさんお元気かな...。などとちょっぴりノスタルジックな気分に浸りながら帰路に就く。

 

自宅へ戻ってからいただく。焦げ目があったりしていかにも手作りで良いね。もちろん余計なものは入っていない。口に入れると案外パサパサだ...。柑橘のさわやかさを感じるのは原材料に生レモンを使っているからか。

食べ進めると、その味の美味しさが分かってくる。甘さはちょうど良くて最初のパサつきは気にならなくなってくる。まあ、普通に美味しいかな。

ドイツ風と謳っているので期待したが、よく考えてみるとドイツ風がどんなものか知らない。これが本場に近いものなのかな?もっとしっとりずっしりの方が好みだな。ただ、他のお菓子も美味しそうなのがあったのでまた来ても良いかも。

 

☆☆☆