京都府舞鶴市にある老舗のすき焼き屋さん。国道と東舞鶴駅へつながる道との交差点そばにあり、信号待ちをしていると横に見えるのでずっと気になっていた。

現在はランチ営業はしてないようで、夜に伺う。店内は高級感はなくいたって普通の飲食店。各テーブルにはコンロが内蔵されている。

 

すき焼、しゃぶしゃぶ、焼肉とあり、すき焼を注文。肉のランクによって価格が異なる。最上位の松坂牛は@1万円だ。さすがに高いので次の「極」と言う米沢牛を選んだ。

他にタン刺身なんてものがあったのでそれも頼んでみた。まずはそのタン刺身。近江牛と書いてある。いただくとまったりとした脂が舌にからんでくる。最初何も付けずにいただいたが、味は良く分からない...。

醤油でいただくがはっきり言ってそれ自体の味は良く分からいままだった。焼いた方が旨味をしっかり感じることが出来るな。

そしてすき焼き。ほれぼれする見事なサシの入った米沢牛だ。店員さんが調理してくれる。最初に牛脂を塗ってから、牛肉を入れ細かいざらめ砂糖を肉に振りかける。これが結構な量でビックリ。それから醤油を入れるという流れ。

砂糖と醤油ってのが関西風だそうだ。確かに先月東京で食べたときは割り下使ってたな。すぐに焼き上がり、生卵にくぐらせていただくととっても美味しい。肉がめちゃくちゃやわらかくて噛まなくても良いくらいだ。

 

次は豆腐、麩、白滝、もやし、長ネギ、白菜、玉ネギ、エノキ等で同様に砂糖と醤油でいただくと当然美味しい。で、もう一回肉を焼いてくれる。さほど量的には多くないのだが、かなり甘いので意外と満腹感を感じる。

締めでおじやを注文し、これまた目の前で作ってくれる。そしてこれも砂糖と醤油のみの味付けなのでとっても甘い...。

とても良い肉なので当然美味しかった。ただ、思った以上に甘いのには驚いた。それに砂糖と醤油のみなので自宅でも良い肉使えば簡単に出来るぞ、って思ってしまった...。次はしゃぶしゃぶか?

 

☆☆☆☆