最近、看取りの時期を迎える人が重なっています。
それとは別に死にたいからと食事を拒否する人もいます。
こんな体になって生きている意味も価値もないと言われます。
励まそうとも思いませんので、励ましの言葉も浮かびません。
そう思うのも当たり前だなぁと思いました。
この人は自営でバリバリ稼いでいた人で、そのことを誇りにしていましたから。寝返りもうてない自分を受け入れることは到底できないのでしょう。
そうだろうねぇ。と同意して聞いていました。
まぁ、なんだか話しているうちにどういうわけだか、やっぱり食べるよと言い出しまして、別に任せるよ…好きにしていいんだよ。と言ったんですが食べてます。
よく分からないんですが。
食べずに死ぬのも大変そうだと気づいた様です。
そこから、久しぶりに生きる意味とか価値とかについて考えたんですが…。
生きる意味とか価値とか言うこと自体が無意味だと思う様になりました。
別に生き物なので生きている状態は当たり前で意味や価値のために生きているわけではないんですよね。
生きているから生きている。だけ。
そこに意味も価値もない。
だから、寝たきりで全介助だろうと、バリバリ稼いでようと、どっちに意味があって価値が高いということもないんです。
同じように尊い。
命は作れるものではないですから。
在るだけで素晴らしいですね。
唯一無二です。
神の領域です。
堂々と生きてりゃいいんです。
と、言ったらあのお爺さんはどう思うのかな。
さぁ、休日を楽しもう。