今日は、明の身に突然起きた医療事故についての損害賠償請求について書きます。
先日、代理人である弁護士から届いた、あまりに納得のいかない内容について、弁護士、獣医師、獣医師会に手紙を出すつもりで準備をしていました。
が、突然、獣医師に会いたくなった。獣医師の本音が聞きたくて。
弁護士からは、獣医師への連絡は遠慮してくれと文書が来ていたけど、こんな放漫で冷徹な文書をよこす弁護士といくら話し合っても、仕方がない気がして。
友人の司法書士に聞いたら別に法的制約がある訳では無いので脅しになるような非常識なことしなければ大丈夫だよ。と。
会いません。って言われる事も覚悟で行ってきました。
駐車場で刑事のように張り込み、最後の診察患者が終わるのを待って。心臓が痛くなるほど緊張して病院に行ったら、すんなり、会えました![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
![チーン](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/045.png)
そして、代理人から来た文書二枚を見せると、その失礼な内容に獣医師も驚きを隠せず…。
しかもね、依頼人の動物病院の名前間違えてるの。二枚とも。
情けない。
獣医師も自分がぶぶと話し合い、その時に謝罪した内容とは違うと認めてくれました。
そして、今後、示談書に医療ミスがあったから治療費を全額支払う事、慰謝料は私達が被った精神的苦痛への慰謝であることを明記してもらうことを約束してくれました。
慰謝料額は、私たちは50万円を請求しました。
これに対し弁護士は10万を限度と提示してきました。獣医師には、これまでの判例を参考にしたと話していたそうです。私たちは、これまでの判例がどうかでなく、先生が、自分の子供、家族が同じ目にあった時に払ってほしいと思う額を考え払ってください。と伝えてきました。
全額払えと言わないのはおかしいと思う方もいるかもしれませんが、50万を何も考えずに払われるより、少しでも自分の身に置き換えて考えて欲しかったのです。
弁護士と獣医師会にも今後手紙を出す事を伝えてきました。
今回、代理人である弁護士の言いなりにならず、本当によかったです。
獣医師が自分のミスを認めた上で損害賠償請求に応じようとしている事が確認できたのは何より大きな収穫です。
これから、まだ実際の手続きなど弁護士とやり取りをしなければならないのでしょうが、先ずは一歩目指す方向に進めた気がします。
病院で話し合いが終わり、席を立とうとしたら、とーちゃんもぶぶも立ちくらみを起こしました。
ぶぶは心臓が痛くなるほど緊張していましたからわかるけど、とーちゃんも緊張してたのかな。
帰宅後、明と空の顔を見たら、ドッと疲れを感じました。
が、まだまだ、可愛い子の子たちのためにがんばらねば。
空ちゃん、眠いね。