少し前の猛暑のころ。
じーじは夕方になると事務所隣の駐車場に打ち水をして読書をしています。その間、ぶぶは事務所奥に位置する台所で、夕食作り。
時々、こっそり、覗きに行くと
じーじ、ママがいません!
じーじ、ママはどこですか?
ママの所へ僕を返してください。
ママ~、ママのとこへ行くですぅ。
じーじが撫でる、声をかけるなど努力したにも関わらず、全くくつろぐ様子がありません。
ぶぶの立てる物音に絶えず耳を済ませていたそうで、じーじは遂に事務所の入り口ドアを閉めちゃった。
こっちが暑いわよ
空ちゃんとの夕涼みは、じーじに変な暑苦しさを感じさせ、疲労感を増幅させただけだった様です。