
※画像は
ねこまるZさんより
ある方がブログにアップしていた小説です。
爆笑につぐ爆笑で、携帯をカチカチさせながら一生懸命読みました(^^;
原作は、沖縄県石垣島出身、横浜在住のオタク系の「んん・・・」さんという男性の方が作者かと思われます。
■「んん・・・」さんブログ 麻生「俺がお前で」鳩山「お前が俺で!?」
http://moeyousottenandesuka.blog39.fc2.com/ 鳩山さんが良い人に描かれていますが、
実際の鳩山さんもこういう“いい人”に近いんだろうなぁと思います。
(ここまで、情緒があるかは疑問ですし、政治家として頼りがいがあるかは別ですが^^;)
この話しは、完全にフィクションですが、それぞれの政治家のおじ様方の台詞が
実際に発している言葉を使っていて、本当に面白い。
あと、誰からも名前を覚えてもらえない谷垣さんとか、
ぞれぞれの人物描写とかが秀逸で、もう本当にウケました(爆)
一昨日アップされた物語なので、作者が書き間違えたと思われる文章を一箇所と
呼び方を一箇所、修正しました。
又、人物が入れ変わってからが分かりにくいと思ったので
(元麻)(元鳩)を私の方で挿入しました。
下ネタすぎる箇所は、カットしました。
では、よかったら、お楽しみ下さい(笑)
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首相官邸
鳩山「あー、今日もいっぱいごはんを食べた」
「幸が前から行きたがってた韓国料理店美味しかったなぁ」
「よし、マスコミにちょっと仕込んであの店をバンバン紹介しよう」
「サムゲタン一杯12000円だけど、好意的に宣伝してくれるだろう」
「さて、明日の予定は…ふむ。始球式か」
プルル…ガチャ
鳩山「総理だけど」
「なに?長妻が過労で倒れそう?友愛ニンニク注射しとこうよ」
「まったく、こっちだって忙しいんだから弱音吐かないでよね」
ガタン
鳩山「だ、誰だ!?」
麻生「やべぇ、みつかっちまった…」
鳩山「や…これは、元総理!ここはもうあなたの場所じゃない。」
「未練が残って忍び込んでしまいましたか?」
「みっともない…まるで泥棒じゃないですか。それで本当に元首相ですか?」
麻生「忘れ物をとりにきただけだ」
鳩山「まさか総裁の座を忘れたとか?笑わせないでくださいな」
「それ以前にどうやって忍び込みました?官邸公邸周辺にもSPが揃っているはずですが」
麻生「官邸には抜け穴があるんだ。自民党の総裁にしかわかんねぇけどな」
鳩山「なにそれ。私にも教えてくださいよ」
麻生「やなこった」
「…なぁ、鳩山。あんたの政策というか、方向性というか、なんだ」
「…ちょっと暴走しすぎてはいないか?」
鳩山「ぽ?」
麻生「概算要求を聞いたよ…過去最大なんだってな。
そりゃそうだ。先立つものもないのに金のかかる理想論みたいな政策ばかり並べ立てていればこうなる。
おまけに俺たちの組んだ予算から、大事な案件までバンバン削っていったみたいじゃねぇか」
鳩山「だって無駄なんですもの」
麻生「…そうか。お前がそう思うならそうなんだろう。お前の中ではな」
「で、あんたは削った予算の内訳を把握しているのか?」
「閣僚に一任して自分の目でしっかり確認してないんじゃないか?」
鳩山「そ、そんなことはない。
今日だって韓国料理屋で他国の食の文化を理解するための外交をしてきたところですよ。
あなただって、大好きなバーで夜通し飲み呆けているのでは?
暇になりましたからね」
麻生「…わけあって今は酒の量を減らしているところだ」
鳩山「と、とにかく。あなたには余計な口出しをしないでもらいたい。
あなたは大多数の国民からNOを突き付けられた人間だ。
民意にしたがってこその民主主義でしょう」
麻生「少数意見の反映は民主主義の本質だけどな」
「そうそう…あんた、本当に25%削減ができると考えているのか」
鳩山「もちろん」
麻生「具体的には」
鳩山「真実が明らかになればいいと思います」
麻生「なるほど。もういい」
鳩山「わかっていただけましたか」
麻生「俺は数%の削減でも身内への相談と国民へのお願いをきっちりしたものだけどな」
鳩山「私の算段だと80%は削減できます」
麻生「戸愚呂弟じゃないんだぞ…」
(※戸愚呂弟・・・「幽☆遊☆白書」の登場人物)
鳩山「とにかく。出ていかないようならSPを呼びますよ」
麻生「言われなくてもすぐに出ていく。忘れ物はもう取ったしな」
鳩山「今に見ていてくださいね。自民党の成し得なかった友愛社会が、
もうすぐそこまで来ているんです」
麻生「…楽しみにしているよ。しかし忘れるな。
天あみ恢恢、疎にして漏らさず。過ちは粛清されるものだ」
鳩山「天網(てんもう)ですよ。
バーの備え付けのテレビでしっかりと私の雄姿を見ていてください。
あ、高級バーにはテレビなんて備え付けていませんね」
麻生「ああ…政策には口を挟まんが一言だけ言っておく」
「あんたんところの気違い嫁、あんまりテレビに出さんほうがいいな」
麻生「生き物っていうのは胡散臭いもの、危険なものを直感で感じることができるものだからな」
鳩山「…聞き捨てなりませんね。誰の嫁がぬるま湯に浸したクレオパトラのミイラですって?」
麻生「だから、自己満足のメディア露出しかしない
ベスト自慰ニストのお前の嫁に言っている。キチガイの目ですわ」
鳩山「一度ならず二度までもうちの家内を……!
このまま帰しはしませんよ。
あなたとは拳で語り合う必要があるようだ」
麻生「粗暴だな、あんたは。60すぎのオッサン2人が殴り合ってどうすんだ」
鳩山「うるさいぽっぽ!」
ゴリッ
麻生「何するこのギョロ目!」
鳩山「うるさい曲がり口!」
ドタバタ
麻生「ちょ、押すな!転ぶだろうが!」
鳩山「うるさい!友愛友愛友愛友愛友愛いいいいいいいいい!!!!」
麻生「ああ?(友愛)ともラブ?」
ズルッ
鳩山&麻生「ぎゃー!」
ドタバタドタバタ
鳩山(元麻)「痛えな……だから押すなって言っただろうがよ!」
麻生(元鳩)「元はと言えばあなたが余計なことを……」
鳩山(元麻)「ああ?なんで俺が目の前にいるんだ?」
麻生(元鳩)「あれ…なんで私がもうひとり」
鳩山(元麻)「おい、まて……これってまさか!」
麻生(元鳩)「え、でも……いやいやいや」
鳩山&麻生「入れ替わってる!」
鳩山(元麻)「んなバカなことがあるか!マンガじゃあるまいし!」
「もういい!俺は帰る!」
SP「総理、どうし……あっ!麻生元総理!あんた一体何を!」
麻生(元鳩)「あ、おい!離さないか!私は鳩山だ!総理だぞ、オイ!オイ!」
SP「まだ総理の座にしがみついているのか……
現実を受け入れられず、みっともない。いいからこい!」
麻生(元鳩)「おおおお」
翌日
『麻生元総理ご乱心?!首相官邸に不法侵入!!』
麻生(元鳩)「くそう、私はこれからどうすればいいんだ……
今回の事件のせいで、迂闊に外には出られないし……」
千賀子「あなた……」
麻生(元鳩)「あ、千賀子夫人」
千賀子「まあ、他人行儀な。いつものように千賀子と呼んでくださいな」
麻生(元鳩)「あ、ああ……」
千賀子「昨日はどうしましたの」
麻生(元鳩)「ちょ、ちょっとな……」
千賀子「あなたのことだから、きっと何か意味があったのでしょう?」
麻生(元鳩)「ま、まあな…」
(この状況をどう打破すべきか…
とりあえず麻生氏、今の私と面識をとって打開策を練るしかないな)
(その前にいろいろやって、麻生氏の好感度を下げるのも悪くない。
間接的に自民党の支持率も下がるだろう…ぽぽぽ)
千賀子「……」
首相官邸
鳩山(元麻)「さて、意外な形でまた首相の座に鎮座することになったわけだが」
(どうしようか……俺にできることといえば…
そうだ……こいつ、たしか故人献金で検察にマークされていたっけか。
するとなると、俺が口を割ってしまえば。
こいつは逮捕されて、民主政権はガタガタになるわけだ。
いや、その前に公約不実行を宣言しまくれば、支持率を著しく落とすことも可能だろう。
いっそギリギリまで検察を誘い出して、逮捕状が出たところで
千葉法相に指揮権を発動させて政権をぶっ飛ばすのも悪くない。
鳩山内閣を生かすも殺すも俺次第ってわけだ。
へへへ……
これで日本国民を失望させて信用を奪い続ければ民主党は……。
日本国民を……信用を……
日本国民を……
……本当にそれでいいのか?
形も所属も身内も変わったとはいえ俺は今総理大臣だろう……
国民を失望させるだなんて、いいはずがないだろう?
麻生太郎だった俺は力及ばなくて最後まで戦いぬけられなかった……
しかし、今の俺には力があるんじゃないのか?
……考えを改めなおせ。
日本の、日本人の底力に対し、一点の疑念も抱かないと
宣言したのは俺のはずだ。
ならば俺は民主党代表、鳩山由紀夫として日本国のために
粉骨砕身の限りを尽くすのが正しい政治家信条に沿うことだろう。
鳩山には悪いが、俺はあんたの立場を利用してやりたいようにやらせてもらうぜ。
自民を敵にまわすのは少しばかり不安もあるが…
まあ正しいことをするんだ、応援してくれるだろう。
ガチャ
幸「ねえン、あなたァン」
鳩山(元麻)「あ、鳩山夫人……」
幸「あらァン、他人行儀ねェン。いつものようにマドンナって呼んでくださいな」
鳩山(元麻)「マド……」
幸「今日はどうして始球式をボイコットしたのォン?」
鳩山(元麻)(こんな状況で遊んでいられるか……)
幸「あなたのことだから、きっと何か意味があるんでしょォン?新しい遊びを発見したとか」
鳩山(元麻)「新しく発見するなら遊びじゃなくて政策だろう」
幸「あまり難しいこと言わないでくださいなァ」
「それよりあなた…最近ご無沙汰だったじゃない」
シュルシュル
鳩山(元麻)「な、何をしている?!」
幸「何って……ベッドの上での友愛に決まってるじゃないのォン」
鳩山(元麻)「ばかもの!服を着ろ!」
幸「おかしいわねぇ…いつもなら自分からがっついてくるのに…」
「疲れてるのかしら。じゃあ私が癒してあげるわァン」
鳩山(元麻)「うわ、やめろ、はなせ、脱がすな、やめろ……!」
ギリギリ
鳩山(元麻)(な、なんて馬鹿力だ……!)
幸「こないだのサモア地震の時も電話を無視して一晩中私を抱いてくれたじゃないの」
鳩山(元麻)(な、なんてことだ……) 「いやあああああああああ」
一方、麻生邸では
麻生(元鳩)「なぁ、夫じ……千賀子、いいだろ?」
千賀子「バカ言ってないで早くお眠りなさいな」
翌日
麻生(元鳩)
(しかし麻生氏の好感度を下げようにも何をしたらいいのかわからないな)
(とりあえず、葉巻を吸ってはみるが……まずいな、ぽぽぽ)
千賀子「あら、準備はしなくていいのですか?」
麻生(元鳩)「準備?」
千賀子「麻垣康三会ですよ」
麻垣康三会……かつて麻垣康三と呼ばれた四人が時折一堂に会し、
オフレコで世間話や王様ゲーム、大喜利やwiiなどに勤しむイベントである。
千賀子「ほら、安倍さんから迎えの車が目の前に」
麻生(元鳩)「あ、ああ。いってくるよ」
(自民党総裁経験者全員出席の場か……何か役にたつ情報が入るかもしれないな)
「待たせたね、安倍さん」
安倍「いく」
料亭・船場吉兆X-TRAD
安倍(元鳩)「お刺身」
福田「刺身食べたいんですか?」
安倍(元鳩)「食べる」
麻生(元鳩)「タイの造りひとつ、あとローストビーフのサンドイッチ」
女将「あいにくサンドイッチは……」
福田「珍しい。麻生君はそんなハイカラなものはあまり食べなかったような」
麻生(元鳩)「あ、味の好みが変わったんだ」
女将「お造りです」
谷垣「私は……」
福田「今日は、政治的な思想信条を忘れて大いに盛り上がりましょう」
安倍(元鳩)「お刺身」
ぱくぱく
安倍「うまい」
数時間後
福田「だからね、党名を変えるだけじゃ人気は戻ってこないと言っているんです」
安倍「お刺身おいしい」
ゴロゴロ
安倍「お腹痛い」
福田「そろそろ、お会計を」
女将「はい、40万円になります」
麻生(元鳩)「支払いはまかせてください」
福田「あれ?おごってくれるんですか?いつも割り勘なのに」
麻生(元鳩)「割り勘……?それは美味しいのですか?
いつも私が払っているのですが」
福田「え?いつも?」
麻生(元鳩)「はい。小さい頃から誰かと遊ぶときは必ず。払わないと遊んでくれないので」
福田「麻生くん、君は何を言ってるんだ?」
麻生(元鳩)(あっ、私は今麻生だった……!)
「い、いえ……なんでもない」 (結局、有益な情報は得られなかったな…)
福田「……。安倍君、谷山君。
なんだか麻生君の様子がおかしくありませんか?」
谷垣「あ、私は谷垣……」
安倍「たしかに」
福田「下野のショックでおかしくなってしまったのでしょうか」
安倍「ありうる」 「今の自民党の風当たりは冷たい。
谷村さんも気をつけて」
谷垣「あ……私は谷垣……」
麻生(元鳩)(私の形をした麻生氏は今何を……)
首相官邸
鳩山(元麻)「あいかわらず酷い予算編成だな……
俺の組んだ予算をよくもまあここまでめちゃくちゃにしてくれたもんだ」
「おい!至急新しい予算編成の準備だ!事業仕分け?そんなもんいるか!」
数時間後
アナウンサー
『新しく組み換えられたばかりの補正予算の内訳が、再度全面的に見直されました』
『なんと、麻生政権時代とほぼ変化のない内訳に『戻った』みたいですが……どう思われますか?』
コメンテーター 『いや、現実路線に立ち返った素晴らしい予算だと思いますよ。麻生政権時と同じとはいえ、麻生元総理は漢字が読めませんでしたからね』
アナウンサー 『ですよね~』
女子アナ 『えっ……あ、はい。緊急ニュースです!』 『鳩山総理が会見にて、こども手当、高校授業無償化、高速道路無料化を撤回しました!マニフェストの目玉を全面撤回です!』
コメンテーター『うそん』
内閣官房庁舎
平野『しゅしゅしゅ首相発言はせっ、政府方針ではないいいいいいいいいん!!!!!』
幹事長室
小沢「これはどうなっている?」
秘書「と、申しますと」
小沢「鳩山はなぜ急に政府予算を元に戻した?
なぜこども手当等を全面撤回したんだ。
これでは国民から票が集められないじゃないか」
秘書「はあ……」
小沢「鳩山を呼べ」
ガチャ
鳩山(元麻)「総理です」
小沢「なぜあんなことをした」
鳩山(元麻)「今やらなければいけないことをやったまでです。
早急な景気対策。高福祉に予算を注ぎこむのは景気が回復してからです」
小沢「誰がそんなことをしろと言ったんだ?俺のいうとおりにしろといったろう」
鳩山(元麻)(言ったのか……岩手の暴走ゴリラめ)
「総理大臣は私です。閣僚でもない方は黙っていただきたい」
小沢「なんだと?俺は幹事長だぞ。実質No.2だぞ」
鳩山(元麻)「でしたら、No.1は私です。従ってもらいたい」
小沢「貴様……いつまでほざいていられるかな」
鳩山(元麻)(うるせー爆弾岩)
「いつまでも。それよりあなたもそろそろ国益に繋がる行動をなさっては」
小沢「やだよ、めん独裁」
鳩山(元麻)(こいつ……!)
バタン
小沢「おのれ……あの鳥頭め。総理の座について調子づきおったか」
「まあいい。俺の野望はもっとでかい……」
「おい、鳩山の動きをマークしろ。もしも不審な動きを見せたら…」
秘書(元麻)「……友愛、ですね」
目玉公約の全面撤回の影響により、鳩山内閣の支持率は急激に下落した。
政治部デスク「支持率24%だと……これはテレビで流せないな」
ディレクター「まずいな……ちょっと色をつけろ」
編集「どれくらいにしましょう」
政治部デスク「二倍の48くらいでいい」
しかし、過半数を割ったという事実はさらに支持率低下を促進させた。
平野「これはまずいぞ……」
岡田(次は俺が総理だ)
菅(俺の時代が来たようだな)
前原(前原総理か……悪くないな)
藤井(ご飯はまだかのう……まだお昼ご飯の時間じゃないのかのう)
岡田&菅&前原&藤井(その刻よ、早くこい!)
鳩秘書「総理、支持率が急落していますが」
鳩山(元麻)(10%台を経験した俺には痛くもかゆくもないけどな)
「ずっしりと構えていよう。いいことはあとからついてくる。
かしらせは寝て待てだ」
鳩秘書「果報(かほう)ですね」 「それから…麻生氏が私的にお会いしたいと」
鳩山(元麻)「俺……あ、麻生氏が?わかった……スケジュールを組んでくれ」
高級バー
麻生(元鳩)「なぜあんなことをした!支持率が下がってしまったじゃないか!」
鳩山(元麻)「間違ったことをしたとは思っていないがね」
「本当は俺の意見が正しかった。俺の予算編成のほうが良かった。
総理になって、実感してるんだろう?」
麻生(元鳩)「うぐ…!そんなことはない!せめて子供手当だけでも復活させろ!」
鳩山(元麻)「やなこった。パンナコッタ」
麻生(元鳩)「おのれ……!口曲がり!」
鳩山(元麻)「うるせえ、このギョロ目が!」
「いい機会だと思ってるよ。これで俺はしばらく自分の好きなように政策が打てる」
「閣僚のやつらがかなり口やかましいが……小賢しいやつらは片っ端から更迭してやる」
麻生(元鳩)「独裁か……」
鳩山(元麻)「だって民主党員だしな。日本をダメにされるよりマシだ」
麻生(元鳩)「無駄だよ……小沢さんが黙っちゃいないさ」
鳩山(元麻)「それよりも……体を元に戻す方法を考えよう。
人格が入れ替わったままじゃ不便だろう」
「今は別にそうでもないけどな。
しかし、いつまでもこのままでいていいわけでもない」
麻生(元鳩)「なにかいい策はないか……」
小沢秘書(……人格が入れ替わっただと?恐ろしいことを聞いたぞ…)
鳩山(元麻)「そうそう。お前のところの嫁、毎晩毎晩抱け抱けとうるせえんだよ」
麻生(元鳩)「あなたの嫁こそ、一発だってやらせてはもらえない」
鳩山(元麻)「てめえ……!俺の嫁をなんだと思ってやがる!」
麻生(元鳩)「恵まれた家庭に育ったもので、女心がわからない」
首相官邸
鳩山(元麻)「結局口喧嘩に時間を費やして、何一つ実りはなかったな……」
幸「ねえ、あなた」
鳩山(元麻)「ひっ……!」 「きょ、今日は疲れてるんだ! 勘弁してくれ!」
幸「なんでそんなこと言うの。あなた変わったわ」 「毎晩情熱的なギョロ目で見つめてきて、熱い友愛を交わしてくれたあなたはどこいったの!」
鳩山(元麻)「俺は今、国のことで忙しいんだ!」
※原作の下ネタがキツすぎるので若干割愛
幸「よかったわ、あなた……明日もがんばってね」
「そうだ……あなた、最近支持率下がってるじゃないの」
「きっと初めてのことで慣れなくて迷走してるのね。でも大丈夫、私がいい人達を呼んでくるわ」
鳩山(元麻)「いい人たち?」
幸「ムー編集部から紹介してもらった、霊験あらかたな人達よ」
「まず、スピリチュアルカウンセラーの方」
カウンセラー「あなたの前世が見えます」
鳩山(元麻)「そんなインチキ役にたつか!」
幸「次は霊媒師の方」
霊媒師「霊をよびたまえ~」
鳩山(元麻)「怖いわ!」
幸「次は自称光の戦士の方」
光の戦士「私は宇宙から世界を救済しにやってきました」
鳩山(元麻)(だめだ、こいつ……早くなんとかしないと)
料亭
福田「麻生君、安倍君、谷亮子君、そろいましたね」 「それでは乾杯!」
安倍「乾杯」
麻生(元鳩)(……くそっ、どうなってるんだ一体。このままでは総理解任だ……やっとつかんだ椅子なのに……)
安倍「麻生さん、お疲れさま」
麻生(元鳩)「ああ、お疲れ……」
安倍「麻生さん、疲れている。心なしか口が曲がっている。でも、気負うことはない。自民党はいつか復活する」
麻生(元鳩)「それは駄目だ!」
福田「えっ?」
安倍「?」
福田「麻生君、今なんと?」
麻生(元鳩)「な、なんでもない……」
安倍「……」
福田「まあいい。今日は何して遊ぼうか」
安倍「ジェンガやりたい」
麻生(元鳩)「ジェンガとは?」
福田「なんだ、麻生君。ジェンガは君も大好きだったじゃないか」
安倍「ジェンガやる」
一時間後
麻生(元鳩)「あ、崩れた!」
福田「また麻生君の負けか」
麻生「もう一回、もう一回だ!」
安倍「ジェンガ飽きた。ツイスターゲームやる」
おっさん四人はそれから数時間にわたって、ツイスターゲーム、心理クイズ、指スマ、桃鉄などに勤しんだ。
麻生(元鳩)(ああ楽しい……楽しいな……)
(こんなに気持ちよく笑ったのは何十年ぶりだろう……
(幸との外遊なんかよりもずっと満足してる俺がいる……)
(なにより三人と話をしているだけでこんなに楽しい……)
(これが本当の、「友愛」なのかな……)
安倍「いただき」ぱくっ
麻生(元鳩)「あっ! それ私の生牡蠣ですよ!」
安倍「早い者勝ち」むしゃむしゃ
「お腹痛い」
麻生(元鳩)(もうずっとこのままでもいいかな……)
(……いやいやいや!駄目に決まってるだろう!)
福田「仕事の話をするようで申し訳ないが」 「皆の衆、民主党政権、及び鳩山内閣の働きぶりをどう思っている?」
麻生(元鳩)「!」
福田「私はもはや論外の無能政権だと考えている」
安倍「同意する。あまりにも現実的とは言えない」
谷垣「私は」
福田「やはり彼らのような素人集団に政治を任せてはおけないな」
麻生(元鳩)(やっぱり素人みたいに映ってるのか……しかし、しかし!)
「そんなことはない!」
福田「え?」
麻生(元鳩)「たしかに不器用で下手くそな政権かもしれないが、彼らだってそれが国民のためになると思って頑張っている!」
「国を思う気持ちは一緒なんだ! そんな風に馬鹿にするものじゃない!」
福田「何を言う。どうでもいいことで日本中から馬鹿にされてきた貴方が、どうして民主党の肩を持つんです」
安倍「与党を馬鹿にすることで国会を無策に乱してきたのは民主党だった」
麻生(元鳩)「で、でも……彼らだって一生懸命なんだ! 彼らだって……!」
福田「酔っているんですかねぇ」
安倍「……。麻生さん、いつものあれやって」
麻生(元鳩)「いつものあれ?」
安倍「麻生久美子の真似。きっと元気が出る。いつもやってる十八番のやつ。やって」
麻生(元鳩)(やらないと怪しまれるな……よし!) 「あー……麻生久美子です……いや、今日はちょっと調子悪くてね」
安倍「いつもの麻生さんならそんなことはしない。あなたは誰」
麻生(元鳩)「あう……!」
(うああ……みんなに見られてる……もうばらしちゃおうか……相談相手はひとりでも多いほうが……)
(でもそんなことしたら、私の形をした麻生とこの三人が余計な共謀を企てて……)
「……ぽ、ぽっぽー!」
ダッ
福田「あ、麻生君!待ちなさい」ダッ
安倍「僕も追う」ダッ
女将「お会計、120万円になります」
谷垣「ん?」
ガシッ
福田「麻生君、どうしたんだ!」
麻生(元鳩)「なんでもない!なんでもない!」 「ママ、助けて!ママ!邦夫!みんなが僕をいぢめるんだ!幸~幸~……」
福田「どうやら下野のショックが大きすぎて壊れてしまったようですね」
安倍「黄色い救急車を呼ぶべき」
麻生(元鳩)(どうして、どうしてこうなった!くそっ!……)
(民主党はもう終わりだ。ずっと、夢に見ていた政権だったのに……!)
麻生(元鳩)はその夜二人の手によって自宅へと戻された。千賀子の子守唄を聞きながら子供のようにすやすやと寝たという
【その2へ】