ブックオフで、去年だか今年だかドラマがヒットしていた「JIN -仁-」の原作漫画があったので、読んでみた。
めちゃくちゃ面白い・・・。
ちょっと、頭がトリップして夢遊病の状態・・・。
現代から過去へのタイムスリップの話だからなのか
私自身が、なんだが、江戸時代へ迷い込んだ感覚になってしまった。
主人公が、現代の医術で、江戸時代の人達をまるで魔法のように治す場面があちこちに散りばめられているのだが
そういったサスペンス的なドキドキしたくだりも見事だけど
何よりも、江戸の人達の明るく、しぶとい生き生きとした姿に何度も泣いた。
原作者の村上もとかさんの描かれる登場人物は、
悩みながら苦しみながらも、皆、芯が通ったアッパレな生き方なのだ。
又、改めて驚くのが、歴史上の人物がふんだんに登場するのだが
この幕末の志士達は、20~30代と若い!若い!
ほんの100数十年前の日本の若者の情熱に尊敬の念を禁じえない。
文庫の最後の数巻は、ほとんど完全に歴史漫画だ。
激動の時代に、市井の江戸の人達から、商人や武士に、果ては明治政府の中心になる者
皇女、将軍、牢屋の罪人、歌舞伎役者らに遊郭の女郎達・・・
時代に放浪されながらも、なんと鮮やかな生き様なんだろう。
主人公の仁が、現代に戻っても、江戸に“戻りたい”と強く思い
龍馬とともに、「四海兄弟」を目指すラストには心震えた。
私にもこの血潮があると信じたい。
