とにかく、すごかった!感動だった!
なぜか、日本は全然盛り上がっていない(涙)
かえって、外国の方が賞賛してくれている。
このイギリスのBBCのニュース番組、超~いいよ!!!おすすめ!
↓ 大気圏突入の映像が、クリア~~!キャスターも興奮している(^^;
http://www.nicovideo.jp/watch/sm11059974
●動画【BBC】はやぶさ帰還報道(3分)
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(コメントが、邪魔な時は非表示も出来ますが、今回は、“訳”がコメントで書かれているので、コメントを表示してご覧下さい)
日本も滅多にない明るい感動的なニュースなんだから、特番とかやって欲しかったよ~~。
そして、今。
メル友さんの“EЯIさんの日記”を読んで・・・又、泣いてしまった~~~~~!!!
EЯIさんの許可をもらって、転記致しました。
是非!ご覧下さい!!!
以下、転記――――――――――――――――――――――――――――
■物語「流れ星になった はやぶさ」■
むかーしむかし、ある国に
イトカワという男がすんでいました。
イトカワは空がとってもすきでしたので
たくさんたくさん勉強して
飛行機をつくる仕事につきました。
しかし、やがてその国は戦争になってしまいます。
イトカワは、戦闘機の設計をしました。
戦闘機のなまえは、「はやぶさ」

はやぶさは、その国の陸軍戦闘機のなかで
いちばん多くつくられました。
戦争がはじまったばかりのころは、
「カトウはやぶさ戦闘隊」など、戦果をのこしますが
戦争が終わりに近づくにつれ、はやぶさは、敵の戦闘機にたちうちできなくなってしまいました。
はやぶさに残された最後の使命・・・それは特攻でした。
一度行ったら戻ってこない、片道だけの空の旅。
はやぶさは、多くの未来ある若者を乗せて空をかけ、
飛びなれない海を越え敵にたちむかい、
そして燃えつきていきました。
爆弾をくくりつけて飛び立っていくはやぶさを見送る人の中に、
イトカワの姿がありました。
イトカワは、はやぶさが敵にこわされていくのを
歯をくいしばって見ていました。
戦争に負けたその国は
飛行機をつくることが禁止されてしまいました。
イトカワは、苦しみや悲しみを次へ生かすため
また研究をはじめます。
イトカワが技術と情熱をそそいだその開発は「ロケット研究」でした。
やっぱり、空がすきだったのです。
イトカワはロケットにまったく乗り気でない国や企業を口説いてまわります。
たった23センチのペンシルロケットからはじまった、
その国の宇宙開発は、イトカワのなみはずれた情熱ですすんでいきました。

しかし、その国の、アサヒというしんぶんは
そんなイトカワをもうれつにバッシングします。
ロケットが失敗したときは「イトカワ ロケットまた失敗!」と大きくかきたてました。
そして、とうとう、イトカワは宇宙開発からはなれることになってしまいます。
それでも、イトカワがその国の宇宙開発史におおきな功績をのこしたことは、ゆるぎないものでした。
イトカワは、その国の「宇宙・ロケット開発の父」と言われるようになりました。
イトカワが死んで、数十年がたちました。
やがて、その国に、ある宇宙探査機が生まれました。

任務は、地球からはるか離れたちいさな星に着陸し、表面の岩のかけらをとってくること。
太陽系がどうやってできたのかを知る、手がかりになるかもしれないのです。
その任務は、たとえば「地上から裏側の国にある2cmの的にダーツを当てる」ことほどむずかしいものだと言われました。
探査機につけられたなまえは・・・「はやぶさ」
そう、あの戦闘機と同じなまえでした。
宇宙科学研究所(以下JAXA)のひとたちは、
目指す小惑星にもなまえをつけました。
なまえは・・「イトカワ」
そうです、その国の、宇宙開発の父のなまえからとったのです。
戦闘機はやぶさは時をこえ、
人類の夢を載せた探査機はやぶさに生まれ変わり、
星になったお父さん、イトカワのもとへと飛び立ったのでした。
宇宙に飛び立ったはやぶさは、エンジンの出力が不安定になってしまいました。
でも、残りの3基のエンジンが計画どおりの動作をしていたので、大丈夫でした。
観測史上、もっとも大きな太陽フレア(爆発)にも出会いました。
でも幸い影響は軽くすみ、大丈夫でした。
はやぶさは、イオンエンジンを併用した地球スイングバイ(宇宙機の方向を変える技術)に世界ではじめて成功しました。
そして、イオンエンジンをのせた宇宙機としては、世界でいちばん太陽から遠くに到達しました。
姿勢をととのえる装置3基のうち、1基がこわれました。
しかし、2基による姿勢維持機能に切りかえて飛行したので大丈夫でした。
やがて、はやぶさの目に小惑星イトカワが見えてきました。
イトカワは、細長い、まるでラッコのようなかたちをしていました。

姿勢をととのえる装置がさらにもう1基こわれました。
残っているのはあと1基で、これだけでは姿勢制御が不可能なので、化学エンジンを併用して姿勢制御をし、観測が続けられました。

そして、とうとう、はやぶさは小惑星イトカワに着陸しました。
やっとお父さんに会えたのです。
宇宙の果てまで届くロケットを作ること、イトカワ博士は夢見たはずです。
はやぶさは見事に宇宙の果てまで飛んでみせ、その誇らしい姿をイトカワに見せました。
立派になった彼を見て、イトカワは喜んだでしょうか。
だけどこのとき、地上から受信できない時間帯だったので、
地上にいる人たちは緊急指令ではやぶさを上昇、離陸させました。
はやぶさがイトカワと会えたのは、約30分。
地球と月以外の天体において、
着陸したものが再び離陸を成し遂げたのは世界で初めてのことでした。
また、着陸の衝撃でイトカワのかけらが舞い上がり、
カプセルに回収されたならば、小惑星からの試料採取に世界で初めて成功したことになります。
6日後、はやぶさはもう一度イトカワに降り立ちました。
予定通り1秒間着陸し、即座にイトカワから離脱したのです。
でも、離脱のときに燃料のヒドラジンが探査機内部にもれました。
そのせいでバッテリーが放電したのか、姿勢制御命令ができず、はやぶさの姿勢は大きく乱れ、やがて通信が途絶えました。
一度は通信が回復したのですが、再度の燃料もれが発生。
キセノンガスを使っても姿勢を制御することはできず、とうとう完全に通信が途絶えてしまいました。
はやぶさ、どこにいるの?!
JAXAのひとたちは、はやぶさの地球への帰還を3年延期することにきめました。
JAXAのひとたちは、迷子になってしまったはやぶさを毎日必死で探し続けました。
はやぶさも、必死で呼びかけました。
そしてやっとのことで、はやぶさからの信号が受信されました。
だけど、はやぶさはボロボロでした。
太陽電池発生電力が極端に低下し、
一旦電源が完全に落ち、
搭載のリチウムイオンバッテリは放電しきり、
バッテリの11セル中4セルは使用不能、
化学エンジンはすでに全量喪失した状態でしたが、
さらに、酸化剤も新たにもれ、残量が全くない状態でした。
これはたいへん!
JAXAのひとたちは、機体内部にもれた燃料を気化させて追い出すための作業をしました。
イオンエンジンBとDの起動試験に成功しました。
太陽光圧をつかった運用に切り替えました。
慎重にカプセルをはやぶさにおさめました。
イオンエンジンのテスト中、Bの中和器が電圧上昇を起こして停止したため、Cの単独運転に変更しました。
そして、やっとの思いではやぶさは、地球にかえってくるための本格巡航運転を開始したのです。
そこからの旅も、過酷なものでした。
イオンエンジンDを再点火させて動力飛行を開始。
宇宙放射線によって姿勢監視装置がエラーをおこす。
イオンエンジンD、中和器の劣化により自動停止。
打ち上げ直後から使用停止のイオンエンジンAと、Bを
なんと地球から遠隔操作で複合させ、帰還運用を再開・・・。
JAXAの科学者の人たちは必死でした。
絶対にこのミッションを成功させなければならない。
栄養ドリンクの、リポビタンDの空き瓶がどんどん机に増えていきました。

はやぶさが迷子になった時は、神社にいき何度も神だのみをしました。
しかし・・
その国では、あたらしい政治家の人たちがやってきて国をおさめていました。
他の国に比べたら、最初から予算が足りなかったのですが
政治家たちはムダだと言ってJAXAの広報を事業仕分けしてしまいました。
後続機のはやぶさ2の為の予算は
なんと17億円から3000万円に大きく減らされました。

そのうえ、JAXAの運用チームのひとたちは、このミッションが終わるとバラバラになることが決まってしまいました。
もう、はやぶさはボロボロでした。
初めの計画なら、はやぶさは、
カプセルを分離したあと
本体は軌道から離脱して別の星へ向かうこともできるはずでした。
しかし満身創痍になったはやぶさは
地球になるべく近付いてカプセルを切り離してから
自分自身は燃え尽きることに決めました。
また、今度のはやぶさも、故郷にもどることができなくなったのです。
「世界で一番の『はじめてのおつかい』」
「でも、二度と『おつかい』には行けない」
「戻ってくるよ。『風』になって」
JAXAのひとたちは、最期にはやぶさを回転させて
その目に故郷・地球を見せてあげました。

昨日の夜のことです。
オーストラリアの上空で一筋の流れ星が輝きました。

大きく光って、赤く燃え、最後は散っていきました。
とてもとても、美しい流れ星。
それが、はやぶさの最後の姿でした。
大気圏で燃え尽きていく、はやぶさの最期を見て
その国、「日本」の設計者たちは涙しました。
だけどその涙は、65年前、戦闘機はやぶさを見てイトカワが流した悲しい涙とは、ちがいました。
「この7年、こちらの指令をけなげにこなし、身をていしてカプセルを届けてくれた」
「神がかっていた」と言いました。
はやぶさがとっても上手に分離したので、オーストラリアの砂漠でカプセルを見つけることができたのです。
その砂漠というのは、オーストラリアの先住民アボリジニーの聖地でした。
ちなみに、このカプセルの試作品をつくったのは
従業員が5人しかいない日本の町工場のおじいちゃんたちだったというからおどろきです。
7年、60億キロの宇宙の旅。
何度も何度も困難から立ち上がって、奇跡的な復活を見せたはやぶさ。
流れ星になった、はやぶさ。
はやぶさ、お帰り。
ありがとう、おつかれさま。
http://www.youtube.com/watch?v=6tr2__Tv2I4&feature=player_embedded
●動画 全天周映像『HAYABUSA-BACK TO THE EARTH-』(2分21秒)
これはぜんぶ、本当のお話。
転記、終了――――――――――――――――――――――――――――
EЯIさんありがとうございました。
本にして、残したいくらいです。
最後に・・・
昨日知り、号泣したエピソードの中で、EЯIさんも書いていますが
カプセルを分離し役目を終えた「はやぶさ」に、
技術者の人達が、最後にカメラ(目)の方を地球に向けて回転させ、
故郷を見せてあげようという事に決めたそうです。
「はやぶさ」が地球の裏側に入った為、地上との交信が途絶。
写真のデータも途切れていたけれど、地球の姿が奇跡的に写っていました。
「はやぶさ」本当にお疲れ様。ありがとうございました。