夜一緒の部屋で寝てます
日本国憲法の草案はGHQが作ったという前回紹介した本もNHKでしたが
今回もNHK取材班によるものです
元老山県有朋亡き後、その調停力は失われ、軍部の独走に歯止めがかからなくなっていく。
満州事変(1931年)は関東軍が引き起こしたが、その独断専行を陸軍省も参謀本部も追認してしまう
盧橋構事件をでっち上げるなど、その後に続く、日中戦争も軍部の独走であった
また、さらに国際連盟脱退は、外交の失敗であり、日独伊三国同盟も、世界情勢を見誤った結果であった
そして無謀にも連合軍相手の世界大戦に突入していった
軌道修正のチャンスは幾度もあったのに、一部将校たちの強硬意見を止めるものはいなかった。その根源的な問題は、明治憲法にあったし、軍部を支配していた帝国主義にあったから、日本国が生まれ変わるために、民主主義の理想を目指すための新しい憲法が必要だったということだ
日本国憲法は、この国の最高法規であり、その理念は、国民主権、三権分立、戦争放棄、恒久平和である
安倍首相は国民の命を守る責任があるという、それは間違いではない。だが国民の声に耳を傾けているだろうか?
ここでもう一度、憲法の意味を確かめてみよう
特に第9条の解釈について、考えてみたい
お付き合い



