そうだ、京都行こう
そんなCMを聞くたび学生の頃を思い出す
まるでフォルダー式のアルバムをめくるように
記憶の中の様々な場面が次々に現れる
通い慣れた学部棟前の階段
体力測定をしたグラウンド
地下にあったサークル室の磨りガラスの嵌った重いドア
ショルダーバッグを肩にかけた友人の原付で走る姿
雨の日に、水煙を上げて走る路面電車
毎日290円のランチばかり食べた学食で、食後の一服をする友人達
階段教室の一番高い席で居眠りする自分
マンションとは名ばかりの古いアパートに住みついていたシバトラちゃん
部屋中をあっちへこっちへ跳びまわる猫ノミ(=^ェ^=)
一度も入らなかったクリケットという喫茶店のバッタの看板
赤や青に染まる紙屋川の春の流れ
真夏になると熱気でかげろうのたつアパートの室(笑)
三畳の室で、一晩中ジャズを聞く瞑想風の友人の横顔
出町柳にあった木造のセミナーハウスで開かれた合宿で議論する先輩たちの真面目な顔
新歓後夜祭が終わり、ひっそりと朝を待つ広小路校舎
古い下宿屋で先輩がいれたこだわりの珈琲
卒論のレジメの青焼きコピー
3畳一間の下宿の小窓から見えた夏の空
3年間町中を走った赤いママチャリ
2年間お世話になったバイト先のマスターとママの笑顔
バイトに明け暮れた学生時代でしたがいい思い出の方が多い気がします
高石ともやさんの歌
街(まち)
下駄の音
路地裏通り 雨上がりの屋根
窓越しの手まり唄
おさげ髪の思い出
この街が 好きさ 君がいるから ...
この街が好きさ君の微笑みあるから
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