この花を見ると
思い出す歌がある
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さだまさしの♪追伸
ただ
若かった私は
撫子は知っていたけれど
芙蓉の花は知らなかった

失恋の歌

さださんと言えば
長い歌が多い

防人のうた
おやじの一番長い日
前夜(桃花鳥)

関白宣言は軟弱な男の歌だった
♪追伸は控え目な女性の恋のうた
失恋を予期した
葛藤する女心
今時いるかな、こんな女性
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さだまさし
♪追伸
「撫子の花が咲きました
芙蓉の花は枯れたけど
あなたがとても無口になった秋に
こわくて私 聞けませんでした
あなたの指の白い包帯
上手に巻いてくれたのは誰でしょう
風に頼んでも無駄ですか
振り返るのは嫌いですか
どこにもある様な事ですか
私 髪を切りました

たとえば 今日のあなたのこと
他の人と楽しそうに笑ってた
あなたの声が眩しくて耳をふさぎました
下手なくせに あなたの為に
編みかけた 白いベスト
やはり夢でした ほどき始めましょう
あなたに借りた鷗外も
読み終えていないのに
最後のわがままです あなたの
肩巾教えて下さい

風に頼んでも無駄ですか
振り返るのは嫌いですか
どこにもある様な事ですか
私 髪を切りました」
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