知的に軽度の障がいがあるMさんは今、チャレンジ雇用制度で区役所に非常勤職員として働いている。基本は6ヶ月。この期間に一般の会社への就職を目指す。昨年の4月に働き始めたから、もう2回更新したことになる。
今月、ドコモの子会社に2週間実習に行った。成績が良ければ、ここに3ヶ月トライアル雇用される。その3ヶ月を真面目に勤めあげれば、晴れて雇用契約を結ぶというながれだ。同じ期間、他に3人が実習した。競争率4倍!
実習の評価は、コミュニケーションに難ありだそうだ。
彼女のウィークポイント。言葉も不明瞭。初対面だと分からない場合が多い。これを指摘され、普通に喋る人と比較されたら、勝ち目はないわけだ。
しかし強味は、仕事の正確さと、真面目さ。
だからこれを評価し、弱味をカバーする会社でないと、Mさんは働けないと思う。
とはいえ、、選抜となれば、下駄を預けるしかない。障がいがあっても、なくても就職難である。
ルドベキア
Mさんの知的障がいは軽度だ。小学校位の学力はあるから、一般的な社会性は備わっているし、新しい事を学ぶ力もある。でも、一般の人との競争に勝つことは難しい。
Mさんが一般の人と変わらない普通の生活をして行こうとする時、所得保障と生活の支援が必要だ。それをやるのが社会福祉でMさんと社会のつながりを維持する役目を担っている。
自立とは、他からの支配や助力を受けずに、存在すること。自分のことを自分で決め、行動に責任を持つこと。
経済的な自立、精神的な自立、親からの自立…Mさんの課題はたくさんあるけれど、一つずつクリアしていって欲しい。
コレオプシス
知的障がい者は、ほとんどの人が親と同居している。Mさんもそうだし、私のところでも46人中、43人がそう。あとの3人はグループホームに入居中だ。平均年齢は今年35歳を超えた。一般的に考えると、やはり普通ではない、と思う。
自立しないのは、知的障がいがあって、自己決定が困難な人が多いからだが、ではなぜ親は自立させないのか?
親亡き後を心配しているのにもかかわらず、だ。
次回までに、考えをまとめておこう。
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