ハルがいったら

飛鳥井千砂
「ハルがいったら」

ほとんど動けなくなった老犬の介護をする高校生行(ゆき)と、四つ違いの姉園(その)の物語

高校生が動くことも食べることもままならない老犬を介護するなんてまず聞かない。行が病弱だから、目を向けたし、放っておけなかったのだと思う。
愛情に人と動物を隔てるものはないでしょう。
昔、小学生たちがペットとして飼っていた豚を食べちゃった映画があったけど、残酷だなあとおもった
私の祖父は、飼っていた牛を肉牛として売っていた。生計をたてるため、仕方ないが、自分は無理と思ったなあ。
猫が病気になったら、夜中でも病院のドアをたたく。子どもと一緒だよね。


iPhoneからの投稿