住んでいる町の中に、武蔵野の原生林が広がるエリアがあって。
子供のころからそこは遊び場でした。
まさか大人になって、そこで働くことになるとは思っても見ませんでしたが。
私有地なので、立ち入れないところもあったのですが
今は職場なのでどこへも入れます。
毎日探検。毎日山歩き気分。
ですが、時々困ることもあります。
建物のガラス部分に衝突して
動けなくなっちゃう野鳥。
こういうの、すごく多いの。
大抵、発見した時点でお亡くなりになってるものがほとんど。
ガラス戸って、野鳥の目からすると「何もないから、通れる」って感覚みたいで
スピード落とさずに突っ込んじゃうんです。
で、今回はメジロ。
仕事をするために、持ち場へ向かう途中だったんで
そのままにしておけず、、、、、。
仕事しながら、様子を見ていたんですが。
もう本当に、、、、「ぐったり」で
力なく、トイレットペーパーの芯の中で横たわり。
完全に、目を閉じてて、、、、。
最初でこそ、小さな体を全身使って呼吸してたのに、、、、。
もう、動かない、、、、。
駄目だー、、、、。何もしてあげられなくて、ごめーんっ！！！！
だったわけよ。
もう本当にね、この仕事が一段落したら、どこか、日当たりのいいところに
埋めてあげよう、、、、。冬だから、お花も咲いてないし、、、、さびしいけど
しかたがないな、、、、。ってなことを考えたいたさ。
たった数分前は「ぐったり」だったのに！
大復活です。
この後、また飛び回ってどこかにぶつかられたらイヤなので
手で包んで（これがまた、おとなしく包まれてくれましてね。）
窓があるところまで運び。
窓を開け、ほれ、飛べ。と、やったわけです。
したっけ、メジロさん。
一発、ウンコをひってですね。
飛び立ちました。
ウンコはなくねーか？ウンコって！！！！！！
まあ、、、、
鳥って、飛ぶ前にウンコして体を軽くしてから飛ぶっていいますから。
それだけ、『通常状態にまで戻った。』ってことですわね。
そういうことにしておきますよ。
願わくば、もう、ガラス戸には近づかないでほしいです。
野鳥はメジロのほかにも
ヒヨドリ、コゲラ、セキレイ、なんかもいます。
一番多いのはカラスですね。
カラスも、巣立ったばかりのはなんていうか、「いきってて」
４～５羽で円座になって「カーカー」言ってるその様は
深夜のコンビ二の駐車場で見かける
ヤンキーそのもの。
人間みたいですよね、そんで度胸駄目しだかなんだか知らないんですけど
カラス、建物の中に入ってくるんだよ。徒歩で。
で、人に出くわしても出て行かない。
「ビビってねーし！？」「超・よゆーだし！？」って。
そんで、こっちが本気で追い出しにかかって近づくと
ピョンピョン跳ねながら逃げていって、逃げていった先に
仲間が数羽待ってる。
「ひゅー♪」「やるじゃ～んｗｗｗｗ」
「だろー？次、お前行って来いよ～ｗｗｗｗ」
って言う会話しながら、ハイタッチしてるテンションですよ。
たまに、建物の奥に入り込んじゃって
出られなくなってしまって焦ってるのもいるけど。
鳥は、面白いですね。
飼ったことはないんですけど、ここで働くようになって
改めて知った生態にびっくりです。
でも、やっぱり
お亡くなりになっているのには会いたくないなぁ、、、、。
ではまたね。
ばいばい