冬の山に、森に。 | 奇言雑言

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TUGUの脳内再生中のあれやこれや。

11月も20日が過ぎて。

関東の平野部でも

木の葉っぱが紅葉してきました。

 

11月、12月。

冬が本格化していくと、木々は完全に落葉してしまい

水も冷たくなって。気温も下がります。

山で遊ぶ人が減って。アウトドア遊びをする人達の声がしなくなって。

山は静かになります。

 

個人的に賑やかな山よりも

うら寂しい山が好きなので

山へ行く回数が増えるのはこれからになります。

ただ、今年の場合、ちょいと厄介なことになっていますから

慎重ですが。

 

さて。

山へ行くときにどんな装備で行っているのですか?

と言うようなことを訊かれる際に。

一番多いのは、「冬の服装」だったりします。

 

夏場の服装と比べると、冬の服装はちょっと工夫が必要になります。

 

夏場に引き続き。インナーは速乾性、吸湿性に優れたものを選びましょう。

冬でも、山で動き続けると汗をかきます。

 

夏場と違うのは、その汗が急速に冷やされると言うところです。

汗をかくことはとめられないので

「汗をかいたな」と思ったら。こまめにアウターを脱いだり着たりして

体温調節をしていきます。

 

インナーの上に着るミドルインナーは脱いだり着たりしないで

アウターで調節するようにすれば

山の中で何回も脱いだり着たりしなくて済みます。

 

肌に直接触れるインナーで汗を。

その上に重ねて着るミドルインナーで体温を保持。

アウターで体温調節。

 

それぞれの役割はこんな感じなので

それにあった素材や、デザインのものを選びましょう。

 

ミドルインナーにはTUGUさんは速乾性ジャージの

前ジップタイプのものを使ってます。

 

ジップを開け閉めして体温調節が出来るので

山の中を動き続けて暑くなってきたらジップを開けて

冷えてきたら閉めるだけでかなり快適です。

 

アウターは風が強いときや休憩中。

一日歩き回って汗をかいた後。

下山してきてから使うことが多いので

防風に優れているものが個人的にベストです。

 

体温は風に当たると一気に冷えて体が動かなくなります。

風を完全に防いでくれる上着は必須です。

薄手でいいので1枚必ずもっていましょう。

安くても、風さえ防いでくれるのであれば

登山用品でなくても大丈夫です。

 

冬場に1000m以上の山へ行くような人には向かないでしょうけど。

1000m以下の低山へ行くのであれば

ワークマンでも、ホームセンターでも。

しまむらでも。

 

上半身はこんな装備で。

下半身は、というと。

 

厚手の靴下、トレッキングシューズ。

伸縮性があるスパッツをインナーにして

防水性のあるパンツを履いてます。

TUGUさんは、暑がりなので基本、薄着なんです。

下半身は、寒さよりも動きやすさ重視で。

寒かったら、ホッカイロ使います。

山で、下半身の動きにストレスを感じるようなものは

身に着けません。

山の中で足が動かなくなったら、お終いだからです。

 

防水性は大事ですよ。疲れたときにどこにでも腰が下ろせます。

 

濡れてるところでも躊躇無く座れますぜ!(レジャーシート的なものも持っていくけどね。)

 

段差があって降りられない場所も、

お尻をつけて「ズリズリ」とゆっくり降りれば大丈夫です。

 

下半身は、上半身ほど汗の心配をしなくても大丈夫なので

TUGUさんはこんな感じなんだけど。

人によっては、「私、お尻に沢山汗をかくのですよ!」とか言う人もいるでしょう。

そういう場合は、まず。

下着にこだわってみて。

 

蒸れない素材の下着と、スパッツ。

通気性に優れたハーフパンツに、膝から下はレッグカバーを使うと快適です。

(冬の山道は〝ひっつきむし〟が沢山あるから必須ですよ。)

 

暑くても汗をかいても、肌の露出は山では危険なので

必ず、何かで覆ってね。

 

夏の山と違って、休憩のときにトイレとかであっても

着替えることが難しいので

(寒いから!絶対やらないようにね。)

 

汗をかいたなーって思ったら。

とにかく、体を冷やさないようにすることを最優先に。

5分以上動かないのであればアウターを羽織って

体温が奪われないようにすること。

飲み水も、休憩中は温かいものを口にして。

行動中も、常温のものを飲むように。

内臓から冷やされると後からダメージがあります。

(トイレが近くなったり、お腹下したり。)

 

で。

 

寒さ対策で忘れがちなのが

頭と手ですね。

 

頭は、意外と冷やされても「寒い」って感じるまでに時間がかかります。

なのに、頭を冷やすと、脳が冷えて「やばいぞ!体が冷えてるぞ!」と

誤作動を起こします、、、、。

すると、なんと!防寒してるのに低体温症になってしまうのです。

 

最悪、体が動かなくなりますよ。怖いんですよ、頭は冷やさないほうがいいですよ。

なので、帽子。かぶってくださいね。ニット帽でOKです。

無ければ、タオルを ほっかむり してください。

 

首に巻けば、マフラーにもなるんだよ~♪

 

普段使っているものを、山へもって行ってもいいんだけどね

汚したくないなーとか。

ワザワザ山専用のものをもう一つ買うのもなー。とかそういう場合あるでしょ?

タオルでいいのよ!絶対持っていくし。何枚あっても困らない!

 

手は、手袋で!

防水タイプがお勧めですよ!

水で濡れてしまうと手が冷えてどうしようもなくなってしまう。

 

意外と、手が冷えると辛いんですよ~;;;;

 

温かい服装というのも、山ではちょっとだけ下界とは違ってきます。

低山でも、気を抜かないでね。

そして一番大事なことは、、、、、。

 

日没の時間を必ず確認しましょう!

 

もちろん、懐中電灯などの照明は必ずもって行きましょう。

予備の電池もね!

 

一番いいのは、早めに切り上げることなんだけど。

どうしたって、山は楽しい!

時間を忘れがち~♪

 

ナイトハイクなんていうのもありますし。

夜の山もそれはそれで楽しいけど、、、、。

 

やっぱり、寒いし、危険だからね。

もう一回、山で遊べるように。

ズーッと山で遊べるように。

 

安全対策は、しっかりと。

 

ではではまたね。

 

バイバイばいばい。