今日は石の日 | 奇言雑言

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天然石、持ってる?

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石の日、、、、、、、っていわれても
ねぇ?
 
「わーい!今日は、石の日だ~♪」ヾ(@°▽°@)ノ 
 
・・・・ってなことにはならない感じですが。
どうです?
石。
 
好きですか?
 
 
いや、この質問もどうかとは思いますよ?
解ってますよ?
だけどほら、石とりあえず
好きか嫌いかでいうとどうよ?
 
好き?
 
まあその、いろんな石がありますよ。
石っていうのはいわゆる、、、、、。
空き地や、校庭や、庭先などに転がっている石もあれば。
河原や、山や、海にもありますし。
鉱物、鉱石、宝石、なんかも石です。
 
石は、いろんな種類がある。
 
いろんな性質もあったりする。
 
ちょっと不思議な物質集合体です。
 
石のことをちょっと調べてみましょう。ってなことになった場合
とても使えるのが
日本地質学会と言う組織です。
 
その名のとおり、「地質」を研究しているところです。
 
まあるい地球という天体を、構成しているのは
石とか、金属だとかが混ざって固まった「鉱石」とかなんだけど。
それは、海の中にも続いていて。
そこも、もちろん、研究の対象であり。
地質学というのはつまるところ。
地球を科学する学問
・・・・・・であるそうです。
 
地球丸ごと、まったく同じ「土」「石」「金属」で
出来ているのか?っていうと
どうやら違うみたいです。
 
たとえば。
日本だけを見てみても。
 
各地で良く見られる石の種類は
バラバラです。
 
先ほど紹介した『日本地質学会』のサイトには
「県の石」というのが紹介されています。
 
県によって、特産品が違うように。
石も、違う。ということです、、、。
 
全国版は、サイトのほうへ行って確認してもらうことにして。
とりあえずここでは
 
関東の石をみてみます。
 
関東という土地は
栃木や群馬、埼玉は比較的、山で。
火山の噴火によって出来た石が多く見られて。
 
東京や、千葉、茨城は、そんな山から川の流れによって運ばれてきたものが
石になっていたり。
海から運ばれてきたものが石になったりもしているようですよ。
 
茨城県の石は 御影石。
墓石とかに使われる、超・高級品ですよね。
有名だから名前は聞いたことがある~wって人も多いでしょう。
御影石の本来の名前は花崗岩(かこうがん)
っていいます。
 
地下でマグマが貫入・固結してできたものが、地殻変動とかで地上に隆起して
山になって。地表に出てきたもの。
 
つまり、この石はマグマで出来てる石。
 
栃木県の石は、大谷石。
これも有名だよね、これの正体は凝灰岩(ぎょうかいがん)
海底火山の活動で排出された火山灰・軽石などが固まった岩石。
さっきの御影石のすぐ隣の地域で
すでに、石の出来方が違う。
 
群馬の石は鬼押出し溶岩っていう。
石って言うか、溶岩の中でも、安山岩溶岩っていう種類。
浅間山の噴火によって噴出した溶岩が作った景勝地
「鬼押し出し」という名前の場所が群馬にはあるんだけど。
そこにある。
浅間山は、今でも噴火活動を続けている山で。
群馬には、とにかく山が多いから
その影響から、溶岩が多いと言うことになるみたいだね。
 
では、その隣。
我が埼玉は、というと。
 
片岩(へんがん)と言う石になります。
片岩というのは、地下深部で海洋プレート上の堆積物が7000万年前前後(後期白亜紀)に
変成作用をうけた広域変成岩。
 
つまり、、、、山はあるけど、火山がない埼玉の石は
火山性のものではなくて。
長い時間をかけて、じっくりと堆積していった砂とか土とかが
石になっていったもの。であるよ。ってことだね。
 
千葉の石は房州石って言う石で、これは凝灰質砂岩(ぎょうかいしつさがん)のこと。
 
千葉には、山がない。
だけど、海がある。つまり、もともと
砂がたくさんある土地で、そこに周辺の地域の火山が爆発したときに
巻き散らかした火山灰が混ざって蓄積して出来たもの。
栃木の大谷石は、凝灰岩といって似ている石だったけど
砂の要素が合わさって出来ているわけです。
 
さて、東京の石を見てみます。
まあ、、、、都心の石ではなくて小笠原の石になるんですが。
 
小笠原の島々は。
火山によって海底から隆起して出来た島々であるので
構成しているのは「火山の噴火の際に出た溶岩」である。というのは
なんとなく予想がつきますでしょうか。
そんな小笠原の古名「無人」の名をそのままつかった
無人岩というのが、小笠原の石。
正体は安山岩っていう火山岩です。
ただ、小笠原の安山岩は他の地域にはない特色の見られるものであって
地質学的にも、この石は、大変に貴重なのだとか。
 
最後、神奈川の石
トーナル岩っていいます。この石。
500~400万年前(新第三紀鮮新世)
丹沢が本州に衝突してからできた岩だっていわれてる。
見た目がとてもきれい。
白くて、そこに黒い粒粒がはいってて。
一回見たら「へー、、、、きれー、、、、」ってものすごく印象に残る石。
 
 
関東の石でもこれだけの違いがある。
というのが解っていただけましたか?
TUGUさんは、宝石とか装飾品としての石にはまったく興味がないんですが。
 
こういう石は好きですwwww
 
道端の石。
ひとつ。
 
山へ行って歩いた道に転がってる石
ひとつ。
 
どこから来て、どこへ行くのか。
 
ってなことを、ちょっと考えると
なんともロマンな訳ですよ。
 
 
石を知れば。その場所が昔
どんなことがあって、どんな風に今の地形に、地質になったのか
ってのが解るわけですから。
 
昔のことを、知るためにも。
これから先を知るためにも。
 
必要ですよね。石を調べるって言うのは。
 
 
そんなわけで
今日は石の話でしたw
またね
(。´・∀・)ノ゙ バィバィ~