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ヤスの音楽生活

他人より少し早目に仕事をリタイアし、コンサート通い・楽器演奏・ホームシアターなどなど、好きな音楽にどっぷり浸かった音楽生活を始めたはずでした。そんなお気楽生活を日々綴っていくつもりでした。
が。。(^^;

前の記事で、日産リーフに乗って磐田市福田(「ふくだ」ではなく「ふくで」と読みます)に行って来たことに触れましたが、そのことについて報告しておくことにします。

福田に行った目的はコレです。



積志リコーダーカルテットの創立40周年記念コンサート。

今や浜松も政令指定都市になって大都市の仲間入りをしようかという勢いですが、その大きな母集団の中から「趣味でリコーダーを吹く人」という条件で要素を括りだしてみると、その要素同士が意外に密な関係で繋がり合っていて、思いのほかロバストな社会を形作っているという印象を受けます。
もう少しわかりやすい表現をすると、浜松地区でリコーダーを趣味にしている人達は、直接の知り合い同士ではなくても、ほとんどの人が「知り合いの知り合い」とか「さらにその知り合い」くらいの親密さで繋がっているようです。ヤスのような初心者はさほど知り合いが多くはありませんが、それでも所属アンサンブルの誰かに声をかければ他のアンサンブルで活躍している大抵の人の知り合いにめぐり合えます。

そんな浜松地区のリコーダー社会におけるリーダー的存在が、先の「積志リコーダーカルテット」です。創立40周年といっても創立当初からのメンバーは1名だけだそうですが、それでも見るからにアラフィフ以上の一見冴えないおじさん達(失礼!^^;)が、ひとたびリコーダーを手に取って繰り広げる超絶技巧と美しいハーモニーは、そのビジュアルとのギャップも相まって、凄い!の一言に尽きます。実際、「追っかけ」もいるそうです。

実は創立40周年というのは去年なんだそうです。で、それを記念して全国各地でコンサートを行ったらしいのですが、地元ではやっていなかったということで、今回DOLCHE倉庫で開催することになったんだそうです。ということは、全国ツアーの追加公演?!やっぱり只者ではありません。

ちなみに、会場となった「DOLCHE倉庫」というのがこれまた謂れのある、情緒溢れる建物です。リコーダーのような小規模な室内楽にはまさにぴったりの場所だと思います。興味のある方は是非検索してみてください。

尚、この日のチケット代は500円で、休憩時間にはコーヒーと手作りケーキ付き。明らかに営利目的ではなく、みんなで良い音楽を楽しみましょうという気持ちがビンビン伝わってきます。
そういえば、このケーキの作り主さんには、先日別のリコーダーアンサンブルの練習の際におしるこをご馳走になったことがありました。お菓子作りが趣味なのだそうです。

さてコンサートの方ですが、70名くらい入るDOLCE倉庫がスシ詰め状態。100人くらいは入ったのではないでしょうか。さすがの人気です。生憎の大寒波到来で、すきま風の通る木製の建物は異常に寒かったのですが、高い天井とオール木製による豊かな響きが積志RQの素晴らしい演奏を会場内の隅々まで行き渡らせていました。特にルネッサンス楽器を使ったハーモニーの美しさは絶品でした。
曲は、それこそルネッサンス期の作品からアルゼンチンタンゴや演歌、現代アニメ曲までなんでもアリ。気に入った曲があるとリコーダーカルテット用に自分達で編曲してしまうので、レパートリーが異常に広いのも積志RQの特徴です。積志RQ編曲の楽譜は一般に販売もされていますし、ネットからダウンロードすることもできます。ただ、「積志の楽譜は難しい」とも言われてますが。。(^^;

なんにせよ、「演奏者の息遣いまで感じられる会場」で身近にある最高の演奏を聴けたことは、いろいろな意味でとても有意義な経験でした。