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ヤスの音楽生活

他人より少し早目に仕事をリタイアし、コンサート通い・楽器演奏・ホームシアターなどなど、好きな音楽にどっぷり浸かった音楽生活を始めたはずでした。そんなお気楽生活を日々綴っていくつもりでした。
が。。(^^;

ヤスの職場からそう遠くないところに聖隷三方原病院があります。ここは全国で初めてホスピス病棟を開設した病院として知られており、この地域の医療の中心的存在でもあります。
ホスピスというのは元々キリスト教の精神に基づいた施設であり、聖隷三方原病院自身もその設立過程(これがまた劇的で感動的な物語なのですが)からしてキリスト教に深く関わった病院です。そしてその聖隷三方原病院のすぐ近くに、遠州栄光教会というキリスト教の教会があります。
少し日が経ってしまいましたが3月26日、この教会でピアノコンサートがあり、聴きに行ってきました。

演奏者は、ジョン・カミツカさん。ニューヨーク在住の日系三世の方です。
北海道から始まる全国ツアーの一環で、毎年この時期にここでコンサートを開いているそうです。

曲目は、
・ベートーヴェン イギリス国家"God Save the King"による7つの変奏曲
・ベートーヴェン 6つのバガテル op126
・シャピロ プレリュードとフーガ ト長調
・ショパン バラード 第二番
・プロコフィエフ トッカータ
他に、アンコールを4曲ほど演奏しました。

ベートーヴェンを弾くのにピアノソナタが1曲もない、って時点で驚きですが、あえて堅牢な構造を持ったソナタは外したそうで、実際どの曲も形式にとらわれない楽しい曲ばかり、コンサート全体の雰囲気もフレンドリーで楽しいものでした。

お客さんの数は4~50人くらいだったでしょうか。
入場時に配られたパンフレットには演奏者自身による詳しい曲の解説が記載されている上に、1曲ごとに次に演奏する曲の説明をしてくれるので、その曲が生まれた背景や聴きどころ等を理解しながら聴くことができ、一層の興味を持って鑑賞に専念できたように思います。
演奏は柔らかな音色から激しい響きまでとても表現豊かで、その点でも、聴く人を飽きさせない、思わず演奏にのめり込んでしまう演奏でした。
演奏が終わっても拍手がいつまでも止まず何度もアンコールに呼び出されてしまうため、最後はショパンの「別れの曲」で〆るという微笑ましい一幕もありました。

尚、ジョン・カミツカさん、演奏前の曲目解説は英語で行っていましたが、演奏後の歓談のときには普通に日本語を話していました。なんだ喋れるんじゃん。
ペラペラとはいかないまでも、日常会話には困らないレベルのようでした。
中には一緒に写真を撮っている人もいたとのことですが、残念ながらヤスとのツーショットはなし。来年も是非聴きに来て、今度はツーショット写真を撮らせてもらいたいですね。