2004.6.14 石田順裕vsクレイジー・キム 日本Sウェルター級タイトル戦 | @TUG_man石田順裕応援ブログ

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世界リアルボクシングドキュメント

Nobuhiro Ishida vs Crazy Kim


2004年6月14日、挑戦者石田順裕(金沢)対王者クレイジー・キム(ヨネクラ)日本Sウェルター級タイトル戦が後楽園ホールで行われた。

両者は前にも一度、2002年に日本スーパーウェルター級暫定王座決定戦で激突しキムが判定勝利した。それから一年半の時を経てキム4度目の防衛戦で再戦となった。

今から10年以上も前、まだ日本や東洋から世界の中量級への挑戦がはるか遠かった時代。この時石田順裕は28歳、戦績18w11KO4L1D WBCSW18位。王者クレイジーキムは29歳、戦績19w17KO3L4D WBCSW13位につけていた。

試合はインファイトを仕掛けるキムに対し石田も得意のアウトボクシングから有効にアッパーを決めるなど白熱した内容に。一進一退の攻防が続く。

6回終了間際、キムがボディーを打つフェイントからの右でダウンを奪った。石田も最後まで攻めるがこのダウンがひびき3-0クレイジーキムが判定勝利をおさめた。(95-94、96-95、96-94)。

惜しくも敗れてしまった石田だが、この敗戦をバネに、野中悠樹(尼崎)、川崎タツキ(草加有沢)といった強豪を相手に連勝街道を走ることとなった。

以来2人は親交を深め、石田ヘビー級挑戦の際には選手とトレーナーという関係に。

そして、このタイトル試合からおよそ11年後の2015年8月2日。

大阪府立体育会館で開かれた石田順裕セレモニーには、2人の第3戦目とも言える2分3Rの特別スパーを披露した。

石田順裕vsクレイジー・キム