石田順裕8/4試合後囲み取材。国内復帰、vs村田諒太、世界再挑戦について | @TUG_man石田順裕応援ブログ

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石田順裕は戦前「全ては8/4の試合結果、内容次第です」と語っていた。再び世界へ。そう決意を固めたものの、結果と内容が伴わなければならない。

勝負の世界。実力の世界。

石田順裕には「世界中で、強豪達と闘って来たプライドがある」実際のリングで「最強の拳を証明する」ことができるだろうか。

結果、文句なし。内容も一方的に相手を圧倒する見事なKO劇だった。2ラウンドで計3度もダウンを奪う圧勝だ。

強烈なプレッシャーで追い込む執拗な攻め。格段にパワーが上がっている。守っては堅いガード。また多少パンチを食った所で、蚊に刺された程度にケロッとしているタフネスも健在だった。

左ジャブからワンツーと流れるように攻め立て、左右ボディーで仕留めた。

「たくさんの応援ありがとうございました。次戦はもっと…強い相手求む」

強い石田が帰って来た。さあ、目指すは世界だ。しかしその前に国内最強を証明したい。話題の村田戦はどうなるのか。

石田順裕は今後の展望について、試合後の囲み取材で答えた。


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【3年8ヶ月ぶりの国内復帰、日本のリングについて】
Q.久しぶりの日本のリングは違うものがあった?
「ずっと日本で試合したかったんで、そういう気持ちは強かったし、感慨深いものがありましたね」

Q.(今日の国内復帰戦のリング)入場の時とか凄い盛り上がり方でしたが、それは感じましたか?
「はい。もうグッと来るものがありました」

Q.(早い回のKOで)もう少しやりたかったですね?
「そうですね。相手もうちょっと頑張ってほしかったです」

Q.今回の試合で一番こだわったのはどこですか?
「盛り上がる試合がしたかったです。日本ではアウトボクシングして来ましたけど、海外でファイトするっていうのを覚えたので、それを見てほしかった。向うで強い選手とずっと試合して来たので、成長した姿を見てもらいたかったです」

Q.今後の予定は決まっていますか?
「年末にもう1試合したいです。次は東京のつもりです」

Q.再起には迷いもあったように見えましたが、やれるって変わったのは?
「まあ、練習をしていく中で。まだもっともっとできるかな、と思うようになって自信もついて来て」

Q.ボクシングを続けられるまで続ける?
「そうですね。まだ、衰えはそんなに感じていないし」

Q.どういう所にまだ伸びている、強くなって行く自分を感じますか?
「伸びしろではないです。強さをキープできている、というのを感じます」

【vs金メダリスト村田諒太戦について】
Q.モチベーションの持って行き方は?やはり村田諒太戦ですか?
「そうですね。村田君の存在もありますし、ここに来て現役最年長ボクサーになってしまったっていうのもモチベーションになっています。こんな年でも頑張れるんだぞと」

Q.村田諒太との国内黄金カード、対戦を呼びかけていましたね?
「中川君(帝拳)が日本ミドル級王者になったじゃないですか。村田君、じゃ誰とやるの?もし次に柴田選手に勝ったら誰とすんの?って言った時に僕以外に誰がいてますか?って感じです」

【再び海外のリングへ、世界タイトル再挑戦について】
Q.日本タイトルや東洋タイトルという所でずっとやるというのは?
「ないですね。(今回の再起は)ボクシングファンや一般の方からも〝もう一回海外行けよ〟て言われて、挑戦したいって思ったのがきっかけなので。〝勝ち星重ねて世界へもう一回〟っていうのが自分の中であります」

Q.国内で世界戦ということはないのですか?
「したい。それは一番したいですけど、現実的にちょっと厳しいものがあるので。日本でやるのと向うでやるのとでは全然環境も違うし。でもホンマに日本でやれるんだったらやりたいです」

Q.世界挑戦ですが海外のプロモーターはどのように?
「アメリカのマネージャーのルディやトレーナーは日本で試合して2つ3つ勝ってから、また海外に来て一緒にやれば十分可能性あると。勝ち星が続けば、話がもうあると言ってました」


以上、石田順裕の一問一答だ。

年内年末頃にもう一戦、東京を予定とのこと。ミドル級という階級の特性上、国内に縛られていては世界戦は難しい。2連勝をノルマに今度は海外リングの復帰を目指す。

では、気になる国内最強決定戦の相手は誰か。

前日8/3に対戦候補者の一人、中川大資が王者胡朋宏を7RKOで敗り、日本ミドル級新王者になっている。そして8/25にはもう一方の対戦候補者、東洋王者柴田明雄と金メダリスト村田諒太が激突する。こちらはノンタイトル6回戦で東洋ベルトはかかっていない。

プロモーションが同じ帝拳である中川と村田が激突する事は、まずない。

国内ミドル最強決定戦、という事で言えば日本タイトルより東洋レベルの試合の方がふさわしい。

つまり、8/25東洋王者柴田明雄vs金メダリスト村田諒太の勝者と、世界の石田順裕が戦う。

これがボクシングファンが望む、日本の全国民に見てほしい、日本ボクシング界最高峰の激熱ドリームマッチだろう。

石田順裕は戦う構えだ。正式に試合のオファーも出す。後は相手次第だ。


果たして夢のカード実現はなるだろうか。


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