「ジェイソンがファーストラウンドから打って出て来たから驚いたよ。かわすのはどうって事なかったがパンチがハンパなく強かったな」
え?そ、そうなんか?
どっからどう見てもロドリゲス自ら速攻を仕掛けてボコボコにしてるようにしか見えなかったが、本人いわく実際にはこんな感じのオープニングだったらしい。
いや、ねーだろwアンタが一方的にボコしにかかってたやんw
1ラウンドで、あ~もう決まっちゃったかな、とすら思ったがここは持ちこたえたジェイソン。
しかしイカンともし難い実力差。それに加えゆうにフタ回りは違うように見える体格差もあってか一方的な展開は続く。
この両者、実は同じSミドル級でもエスカレラはどちらかというとミドルよりのSミドル。そしてロドリゲスはLヘビーよりのSミドルなのだ。
こりゃもう時間の問題だよなぁ…しかしラウンドは続いて行く
ダウンなんてした事ねーぜ!とジェイソン。豪語するだけの事はある納得の鉄アゴっぷりだ。
ロドリゲスのパワーショットがモロクリーンヒットしてるのに効いている素振りが全くない。
さすがモンスター不死身やw
しかしどー考えてもこのタフさは裏目だ。浴びるようにパンチを食らい、モンスターじゃなきゃ完全に致死量に達しているんじゃねーか?心配になるほどのボコされっぷり。
戦前、ジェイソンにはド派手な出で立ちほかモロモロで勝手に幻想的な強さを抱いていたが…
8R開始早々見かねたレフリーが割って入りストップ!ロドリゲスのTKO勝利に終わった。
ロドリゲスも戦前はモンスターにはかなり警戒していたがこの圧勝ぶりにはご満悦。
「次はもうトップ10圏内のヤツしか眼中にないぜ!ヘイ!聞いてるかパブリック!!」
さらにプロモーターディベラもこれに乗っかる。
「ロドリゲスがスターになる準備はこれで整ったよ。パブリックいいねぇ。それにジャンパスカル、あっビュテもいいよね」
一発世界王者クラスと前哨戦をやってvsフロッチvsウォードvsアブラハムへって算段だ。
Sミドルの強豪を次々と撃破してきたロドリゲスだがパブリッククラスの真のトップレベルと対戦した事はない。
この日〝栄光への道〟と題された興行では順調に歩みを進める事ができた。
しかし本当の意味での〝険しく厳しい栄光への道のり〟はこれから始まることになるだろう。
2012.9.29 Edwin Rodriguez vs Jason Escalera
