昼に入った定食屋さんの
女将さんが綺麗かった。
自分より少し上くらいの、
もしかしたら下くらいの、
そんな感じがした。
年相応の綺麗さがある人って
羨ましい。
それなりに枯れた感じはあるんだけど、
生成色の何気ないTシャツに、
化粧を一度もしたことがないみたいな
のっぺりとした肌。
若作りしてるようでもないのに
柔らかな物腰で、
朗らかに働いている様子がとても若々しく、
女の私からみてもなにか
滲みでるような色気があった。
会計しようと立ち上がったとき、
若いサラリーマンの顔を下から覗きこむように笑って
「ありがとうございました」ってお釣りを渡すのが見えて、
やっぱり自分の魅力がわかってんだなって少しがっかりした。
自分の番になって近づいたら、
ファンデーションをきちんと
塗ってるのがわかった。
男好きするタイプの女。
そうだった。
小さいってだけで庇護欲を煽る要素を一個得しているような女は
好きじゃない。