左手首骨折の報告 パート2
手術前日に早く休んだので 手術日当日は4時ごろに目が覚めました。4人部屋なので他の患者さんに迷惑をかけないよう静かにベッドでおとなしくしていました。 6時ごろになって起きてイヤホンでTVを観て時を過ごしました。不思議なくらい何の不安もなかったです。朝食や水分が絶食なのがつらいくらいです。 手術は9時からなので8時半になったら手術着に着替えました。手術着は袖のないエプロンのようになってて両肩がボタンでとり外せるようになってます。たぶんここから管を通すようになってるのだと思います。 こちらの病院は担当の看護師さんが決まっててその日は一日面倒見てくださいます。とても若くてちょっと地方なまりのある女性で親切に対応してくださいました。手首の骨折なので手術着の上にガウンを着て、自分で歩いて手術室まで行きました。 手術室は5室もあって、毎日どこかの科の手術をしてるそうです。9時になって手術室の手術台にあがっていよいよの時を迎えました。最初は看護師さんが点滴用の針を針を刺してるのはわかりましたが、そのうち意識がなくなり、「終わりましたよ。」と言われて目を覚ましました。 10時半に病屋に戻りそれから3時間は絶対安静です。左腕はストッキングのようなものでつるされ、右手は点滴でつながれ身動きできません。脚部は血流が落ちないように器械で圧縮するような装置に取り付けられています。とにかく微動だにできずにただ、ひたすら安静に過ごしました。麻酔もさめてきて痛みも少し感じるようにはなりました。3時間はひたすら眠ってたように思います。 途中トイレに行きたくなって呼び出しベルで知らせたら看護師さんが、「ちょうど3時間になったから装置を外します。もう少し我慢して」と言われ外してもらってからトイレに行きました。痛みはありましたがふらつきもなく安心しました。 手はどうなってたか?左手から腕までギブスで覆われ、手のひら部分はまるでボクシングのような形になってます。指だけは動かせる用にはなっています。 昔はギブスと言えば石膏だったと思いますが、今は苞帯状のような材質になってます。 この日は、一日中点滴タイムです。途中むかつきがしたのでむかつき予防の点滴も加えてもらいました。何もできないし寝てばかりの一日だったように思います。 朝も昼も絶食だったのでおなかが減ってましたが、嘔吐があると困るので食事は控えにしておきました。時間とともに少しずつ痛みも減ってきて意識もすっかり戻りました。この日はトイレ以外はほとんどベッドで過ごしました。 翌朝 前日は一日中寝てたので4時ごろに目を覚ましてしまいました。お腹も減りすぎてたけど、食べるものもないのでコーヒーやお茶でおなかを落ち着かせるべく、ディールームに行って過ごしました。眼もすっかり覚めたのでディルームは灯りがついてるのでスマホをして時間をつぶしました。 7時になって朝食、パンとサラダと牛乳だけのメニューでしたがとても美味しかったです。朝食が済んだら退院の準備です。荷物を片付け、忘れ物のないように病室を整理し、準備万端。 主治医が様子と具合を尋ねに来てくださって、次回の診察を予約しました。退院後の生活の仕方を担当の看護師さんが教えてくださっていよいよ退院。入院費の精算をして2泊3日の入院生活も終了です。病院の正面玄関からタクシーで自宅に帰りました。 自宅に戻ったらほっとしました。安堵感でいっぱい。あとは日にちが薬ですのでのんびり治すことに致します。 お付き合いありがとうございます。