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東京外国語大学アルゼンチンタンゴサークル

毎週金曜18〜21時にサークル棟2階大集会室または3階舞踊場で練習しています。
留学生・他大生も大歓迎です!
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気ままにタンゴ: イタリアのタンゴ事情

ご無沙汰しています。現在、イタリアはボローニャに留学中の副代表?松井と申します。今回はイタリアのゴータン事情について書きます。

早速ですが

スタジオが多いな。

ボローニャの歴史地区=中心街は直径約2キロの円みたいなもので全然徒歩で周れてしまう大きさなのですが、中心街とその周縁でスタジオやタンゴの組織を探すとポンポン出てきます。

まあポンポンは嘘。

でも街中にはタンゴのポスターが結構たくさん貼ってあるし、Facebook等にもちらほらイベント情報が投稿されていたりします。

そしてこれは渡航前から目をつけていたのですが、ボローニャにはタンゴ初心者の若者むけのグループなんかもあります(!)

ということで練習環境としてはかなり恵まれているはずです。(現に、うちから徒歩10分のとこでレッスンやってることがわかったのでそこで当分は習うことに決めました)

とはいえ、若者むけのグループがわざわざ組織されたのには訳があって、やはりここイタリアにおいても現在若者のタンゴダンサー人口は多いとはいえない状況のようです、、、

実は音楽・ダンスとしてのアルゼンチンタンゴ形成の担い手の多くは、19世紀末に流入したイタリアからの移民でした。オルケスタを率いた数々の著名な演奏家たちの名字からも、そのルーツがイタリアであったことがわかります。(Piazzolla, Pugliese, Di Sarliなど)

100年以上前に大量の音楽家・ダンサー予備軍を送り出したイタリアですが、今は逆に、ブエノスアイレス市主催のタンゴ世界選手権ヨーロッパ大会の開催国としてダンサーを呼び寄せています。

要するに、歴史的にイタリアとタンゴの関係は密接だということです。

あまり笑える感じで書けなかったので、全然関係ないボローニャの写真をあげます。



これめっちゃSUBWAYぽくない?
銀行なんだけどね。期待させるなよ。

アディヲ。

(文:松井 郁実)
皆さん、こんにちは。
夏を楽しくお過ごしでしょうか。

さて、去年の「ベトナムのタンゴ事情」に続きまして、イギリスのタンゴ事情について報告します。

…というと大げさですが、帰郷のついでにロンドンでも有数のタンゴスタジオに行ってきたので、日本の反対側でどのようなタンゴ活動が行われているかについて書いてみたいと思います。

訪ねたのはアルゼンチン人のDavid先生とイギリス人のKim先生が設立したTango Movementというグループです。ロンドンの都心にあるスタジオをいくつか利用して超初級から上級までのレッスンをほぼ毎日行っています。ほとんどのレッスンは予約が不要という自由参加形式です。私も、連絡もなしに金曜日の超初級と初級のレッスンに参加してみました。
超初級といっても、私には難しかったのですが、基本的な動きから新しいステップまでいろいろ教わりました。2名の先生はこまめに生徒の様子を見てくださるので非常に勉強になったと感じています。

また、金曜日のスタジオはロンドン大学のキャンパスの隣に位置しているだけあって、国際的な雰囲気が漂っていました。先週のレッスンではイギリス人だけではなくアイルランドや東ヨーロッパ、東南アジア出身の方も参加していました。しかも、30,40代の参加者が中心という活気にあふれたレッスンでした。

残念ながら先生方は夏休みをとられるということで日本に帰るまでにあと一回しかレッスンに参加できないかもしれませんが、自分の踊りが少し上達したのと、地元でもタンゴがちゃんと踊られていることが確認できたのが嬉しいです。日本に帰ってから東京のスタジオで練習をさらに続けていきたいと思います。



(文:ローレンス)
皆さんこんにちは。
同好会副代表の松井と申します。

6月末、疲れますね。このブログを読んで下さる方が一体何人いるのか甚だ疑問ですが、読んで下さっている方、グラシアス。

さて、そんな皆さんを裏切る形でどうでもいい話をします。さっき左足の小指にタコができていることに気が付きました。

足の、ラテンシューズに対する勝利の証です。

ちなみにタンゴ用のシューズ(女性)はヒールが10㎝近くありますが、体幹を鍛えることで負荷を減らせます。というかすぐ慣れます。

受験生時代、手のシャーペンが当たるところにタコを作っていた人、いらっしゃるのではないでしょうか?そんな感じで左足の小指にタコができたことはちょっとした勲章のようでテンションが上がります。しかもタコはマメみたいに痛くないし。

タコができるくらい練習しているのには実は訳があります。Twitterでは既に宣伝済みですが、このほど我々同好会メンバーから2人(この前の記事を執筆した代表の加瀬と私)が、アルゼンチンタンゴ世界大会アジア選手権に出場することが決定致しました。しかも、本番は7月1日と残り一週間を切っています。この大会がどんな規模で、どんなレベルで展開されるものなのか、正直なところ皆目見当がつきません。しかし、出ると決まった以上、我々のようなハタチそこそこの日本人学生がタンゴを踊っているのだという事実をポルテーニョス(ブエノスアイレスの人々の呼称)たちに知らしめるほかありません。

かんばルテーニョ。エルニーニョ。
アディオス。
(文:松井 郁実)