引退ブログ(そう) | 東京外国語大学ラクロス部

東京外国語大学ラクロス部

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3年間のラクロス生活の中でも羨ましい美白をキープしたなぎからバトンタッチしました!

MFのそうです!



まず、この場をお借りして、tufslaxを応援してくださっている皆様、そして私達の活動を支えてくれている全てのラクロス関係者の方々に感謝の意を伝えさせていただきます。ありがとうございます。


自分が引退ブログを書く時が来たなんて本当にびっくりです。

支離滅裂で長くなりますが時間がある人は読んでくれたら嬉しいです!




大学に入学して、部活に入らないと友達を作れない!と思って入部したラクロス部。あれから3年弱経った今、いつの間にか私にいろんな出会いを与えてくれたかけがえのない居場所になりました。


‘21

コロナで集まって練習が出来ない中、オンラインの練習や野川での練習から始まった私のラクロス生活。本当に先輩方にちやほやされながら練習していました。自分たちの3年間、4年間の集大成がかかっている中、試合で伸び伸びプレーさせてくれた先輩方。手紙とかで、プレッシャーあるよねとかたくさん書いていただきましたが、あの時の私は申し訳ない程になんのプレッシャーも感じていなくて、本当にとにかく楽しくプレーさせてもらっていました。思えばあの野川やオンラインでの基礎練と、のびのびプレーする事の楽しさを感じたことが、今の私の基礎になっています。本当に本当に感謝してもしきれない、先輩方にたくさんお世話になった1年間でした。


れんさんが撮ってくれたお気に入りの写真🤳


‘22

出来ることが増えていった1年生に比べて、2年生の1年間は辛いことの方が多かったです。もっともっと辛い事を経験してきた人からしたら小さいものかも知れませんが

2年生の春あたりユースに選んでもらい、強みを答える時、私ってこのレベルで通用する強みないな、もっと練習しなきゃって、最初はモチベーションだけ上がっていました。だけど、リーグ戦が近づくにつれ、同期のみんながどんどん上手になっていって、私だけ何にも成長していない感じがして、そのモチベーションも焦りに変わっていきました。ワンのかけ方も、どうやってシュートまでいってたのかも忘れて分からなくなり、練習中ずっとイライラしてて、危ないプレーをしてしまったり。そんな自分が本当に嫌で嫌でしかたなかったです。そんな状態で臨んでしまったリーグ戦初戦では、自分がシュートを決めなきゃという焦りと、迷いから、皆んなに迷惑をかけてしまいました。

だけど、この試合が大きな気付きを与えてくれました。焦ってもなにもいい事はないということ。グラボの寄り、DF、点を取ること以外でもチームに貢献する大切さ。

今考えるとあの頃の自分はほんとに幼かったなって思います。結局、それに気付いたのも遅くて、3部昇格はおろか、昇格戦にも進出することができず、悔しさの残るシーズンでした。




‘23

間違いなく、今までで、1番ラクロスにたくさん向き合って、たくさん考えた1年でした。2年間の悔しさを胸に、どんな立場でもそれぞれ全力を尽くしている同期がいて、本当に成長して頼もしくなった2年生がいて、新しく入ってきたフレッシュな1年生もいて。はっきりしていなかった3部昇格という目標が、合宿あたりから私の中でどんどん鮮明になっていく感覚でした。

初戦は、皆んなを頼って、信じて、全員の力で勝利を掴むという最高の経験ができました。こんなふうに感じられたのは正直初めてで、本当に良いチームに恵まれたって思いました。

次の2試合も、強い気持ちを持って勝って、去年とは違うと実感していました。

昇格戦が決まって、やらなかったら後悔すると思って、新しい戦術を取り入れたのもぎりぎりだったけど、みんなたくさんアイデアを出してくれて。最後の2週間は頭の中ラクロスでいっぱいだったし、緊張で苦しかったけど、こんなに考えてラクロスするのは初めてで、楽しくて、とっても幸せだったな。

昇格戦の舞台も今までで1番楽しくて、このチームで良かったと思う瞬間が何度もありました。



でも結果としてやっぱり、負けは負けです。後悔のない形で終わることはできませんでした。昇格戦を経験してみて、やっぱりまだまだ技術的に劣るところがたくさんあって、練習でもっとこうしてれば、ああしてれば、と後悔ばかり募ります。正直にいうと、この結果が妥当だったのかななんて思ったり、3部という壁さえも超えられない自分が情けない気持ちでいっぱいでした。


だけど、こうして3年間を振り返ってみると、どの瞬間も、間違いなく輝いていました。3部という目標は、日本一やその先を目指しているような12部のチームからしたらちっぽけかもしれません。だけど、私達にとっては全力を捧げてきた、3年間の全てでした。最後の試合から5日経った今、その目標に向かって走り抜けてきた時間や皆んなの気持ちは、少しもちっぽけじゃなかったと胸を張って言えます。本当に、このチームを誇りに思います。


1年生の時、当時のコーチさんに言われた言葉があります。

「そうはラクロス選手じゃなくて、ラクロスができるバスケ選手だと思ってる。」

当時は、正直あまり意味が分かっていませんでした。でも、確かに技術も、知識も、精神面でも、あの頃の私はただ突っ込んでるだけだったし、ラクロッサーとは言えなかったと、今になって思い出される言葉です。そんなに重い意味が込められたわけでもないかもしれませんが


あれから2年経った今、技術的に出来ることも増えて、ラクロスというスポーツについて知っていることも増えて、考えてプレーできるようになって、自分なりに考える「ラクロッサー」に一歩近づけたのではないかなと思います。

3年間、周りの人たちに支えられながら、そんなふうに成長することができて、幸せでした。


でも、まだまだです。まだまだ技術的にできないことの方が多いし、ラクロスについて知りたいことがたくさんあるし、まだまだ上を目指したい。もっと立派なラクロッサーになって、Tufslaxでの3年間が間違っていなかったことを証明してみせます!




3年間を経て後輩たちに伝えたいこと


まずは、一緒に戦い抜いてくれて、ありがとう。そして、3部の舞台をプレゼントしてあげられなくてごめんなさい。これからのチームはみんなに託したので、最後に伝えたいことを書きます。


悔しい思いや後悔が残る中、私が3年間をこうして振り返ることができるのは、やっぱりこの3年間が楽しかったし、挑戦し続けることができたからだと思います。


だから、後輩たちにも、考えすぎないで楽しむことを忘れずにいてほしい。


成長のスピードも辛いと思うことも、キャパも人それぞれ違います。まずは、自分のペースでやっていけばいいと思います。自分が部活にどうやって貢献すればいいか分からなかったり、行くのが辛くなったりした時、とりあえず今できていることに焦点を当てて、今日は頑張ってみようって考える。次の日も、その次も、それを繰り返していけば、いつの間にか辛い時期を抜け出していて、しかも何かを得ている自分がいるはずです。


個人的に、どんな結末だって、後悔が残らない結果はないと思っています。なら、楽しんだもん勝ちなんじゃないでしょうか。ぴんと張っている棒はすぐ折れてしまいます。いつも張り詰めて、思い詰めるのではなく、糸のようにしなやかに、適度に緩く、時にはだれかに頼りながら乗り越えてほしいです。


もちろん、人それぞれだから、みんながこう言うマインドになれ!っていうのは無理だと思うし、誰かを否定するつもりもないので、辛い時に少し思い出してくれたら嬉しいです。


それから、手紙で私なんかを憧れや目標と言ってくれたみんな。嬉しいけど、お世辞でもそんなこと言わずに、もっともっと上を見てほしい。ラクロスの世界は広いです。もっともっと羽を広げて、3部や、その先を目指せるチームになってくれたらなと思います。


最高の’23チームを作ってくれた皆なら絶対に出来ると思います。皆んながどんなチームを作っていくのか、今からワクワクの気持ちでいっぱいです。



帝京戦のあと私を抱きしめてくれるうあちゃんとあい。後輩にたくさん支えられました。(泣き顔晒してごめんね😂)



感謝


いつも沢山アドバイスをくれて、かわいがってくれた先輩方。一度tufslax を離れても復帰してくれたり、練習や試合に来てくれたり、先輩方の力がどれだけ助けになったか、言葉では言い尽くせません。ありがとうございました。そして、本当は3部昇格という形で恩返ししたかったです。それができなくて本当にすみません



組織的なことも技術的なことも、親身になって話し合いながらたくさんのことを教えて下さったコーチさん方。ここまで来れたのも本当にコーチさん方のおかげです。tufslax ‘23という、明るくて最高のチームを作ってくれてありがとうございました。


今まで、同じチームとして戦ってきてくれた後輩たち。プレーヤーには、練習中やビデチェで厳しいことをいっちゃった時もありました。でも、折れずに必死に頑張って、スタッフも含め、いつの間にか昇格戦の舞台まで連れていってくれるまでに成長していて、本当に頼りにしていました。皆を誇りに思います。ありがとう


そして、11人色んな状況や思いを抱えながらも、それぞれの場所で、同じ目標に向かって一緒に駆け抜けてくれた同期。同期は、私の人生で1番濃くて輝いていた3年間、辛い時も楽しい時も、笑顔も泣き顔も全部共にした、本当に尊敬する大好きな仲間たちです。宝物のような3年間をありがとう。この代で本当に良かった。








ありふれた言葉でしか言い表せませんが、ラクロスを通して関わってくれた、応援していただいた全ての人に感謝の気持ちを伝えたいです。



3年間かけて少しずつ変わった私のように、tufslaxも、まだまだ成長の途中にあると思います。これからもっともっと飛躍していくtufslaxを、これからも応援してくれたら嬉しいです。



これで私の引退ブログは終わりです。拙い文章でしたがお付き合いいただきありがとうございます。


改めて3年間ありがとうございました!


次は、私と精神年齢が近い?!存在自体がキュートなおとちゃんに回します🥰




#37 そう