こんにちは!
同期のジョンからバトンを受け取りました、3年スペイン語科のフィオーナです!
簡単に自己紹介をさせていただきます。私は日本人とアイルランド人のハーフで、小学生の頃はサッカー部、中学・高校ではバスケットボール部に所属していました。大学ではサッカーとバスケの両方を楽しんでいます。趣味はサッカー観戦で、川崎フロンターレを応援しています。海外のチームではチェルシーが好きです。特に川島永嗣選手、ジェジエウ選手、澤穂希選手が憧れの選手です。
現在は、スペイン・バルセロナのポンペウ・ファブラ大学で主に翻訳を学んでいます。
ところで皆さん、ジョンのブログを読まれましたか?部活での苦しい経験やそこからの学びについて書かれており、私自身も、怪我で思うようにプレーできないことが多かった部活生活を思い出し、胸が締めつけられる思いでした。
部活や留学生活では、思い通りにいかないことも多いですが、ただ落ち込むのではなく、そこから何を学び、どう成長するかが大切なのだと改めて考えさせられました。
そんな流れの後にこんなゆるいブログをお届けするのは恐縮ですが(笑)、今回はサッカーのことや留学生活全般について書こうと思います。
バルセロナでのサッカー生活
「バルセロナでもサッカーをやるぞ!」と意気込んで大学のサッカー部に入ったものの、練習は週に1回あるかないか。そして、毎回授業と見事に被るという悲劇。結果、数回しか参加できていません。さらに、初回の練習ではカタルーニャ語でまくしたてられ、戸惑いました。カタルーニャ州では友人同士の会話や授業もカタルーニャ語が使われることが多いのですが、まさか練習までカタルーニャ語とは…盲点でした。
とはいえ、私が参加した時は、スペイン語や英語を使って話してくれたので、問題はありませんでしたが。想像していたのとは異なりますが、皆非常に上手く、優しいです!
他にも、女性が気軽にサッカーを楽しめる環境を作ることを目指して、クラブに所属している選手が毎週6on6のストリートサッカーを開催しており、私も何度か参加しています。
サッカー観戦
バルセロナでは、FC Barcelona Femení(女子バルサ)やFC Barcelonaの試合を何度か観に行きました。
さらに、最近はイギリスまでプレミアリーグ観戦に行き、夢が叶いました!
観た試合は以下の3試合です。
・Brighton vs. Chelsea
・Aston Villa vs. Chelsea
・Leeds United vs. Sunderland(チャンピオンシップ)
川崎フロンターレに所属していた三笘選手と田中選手のプレーを生で観ることができ、とても嬉しかったです。特に三笘選手が目の前でスーパーシュートを決めた瞬間は感激しました!
ただ、肝心のチェルシーは2試合とも勝てず…。
結果は残念でしたが、日本、スペイン、イングランドの各スタジアムで、熱気や試合の雰囲気の違いを肌で感じることができ、とても興味深い経験となりました。
留学生活と勉強
既述の通り、私は翻訳学部で英西・西英翻訳を学んでいます。予習が大変で苦しんでいますが、英語ネイティブに囲まれながら受ける授業は刺激的で、とても学びが多いです。
また、授業以外でも、自分の興味のある分野を学べる環境が楽しいです。女子サッカー界の発展に関心があるため、ストリートサッカーなど気軽にプレーできる機会が多いのは面白い点です。
さらに、カタルーニャ州の独立運動にも興味があるのですが、FCバルセロナはカタルーニャ州の独立運動と深く結びついており、その熱い情熱をスタジアムで肌で感じられる点も、この街ならではの魅力です。
女サカの皆との再会
留学中に女サカの仲間たちと再会できたのも、嬉しい出来事の一つです!
同期のりこ・ひかりがバルセロナに来てくれた時は、Atlético de Madrid戦を、2年のなつきとはReal Sociedad戦を観戦しました!
(なほさんときなりもバルセロナに来てくれましたが、日程が合わず一緒には観られませんでした😢)
特にきなりは試合が1日早ければ観れたということで非常に悔しがっており、「試合」が地雷ワードになってるそうです笑
さらに、ひかり・りこ・あすみとはベルギーとドイツを旅行!
ベルギーでは木本さんにもお会いしました。深い話もできて、改めて女サカの繋がりの大切さを感じました。やっぱり女サカの人たちに会うと元気が出ますね!
3、4ヶ月後に皆さんにお会いできるのを楽しみにしています!
長くなりましたが、最後に女サカの仲間と撮った写真で締めたいと思います。
(ちなみにタイトルの写真はサグラダファミリアです。とても綺麗ですよね。)
次のバトンは…
次は、「同期が全然リールに来てくれない!!」と嘆いてた、リール大学に留学中のひかりです!(ちなみに同期で唯一リールに行ったりこは、なぜか忘れられていました笑)
最近、フットサルの腕がさらに上がったそうなので、帰国後どのようなプレーを見せてくれるのか楽しみですね😉
次回の投稿もお楽しみに!
同期のりことひかりとAtlético de Madrid戦を観戦。
バルサは逆転負けしました。
木本さん、ひかり、りこ、あすみとベルギー観光。
なつき、きなりとバルセロナ観光。
なほさんとの再会。
みなさんこんにちは!
同期のかなからバトンを受け取りました、3年中国語科のジョンです!
簡単に自己紹介をさせていただきますと、私は韓国出身で、大学の近くで一人暮らしをしています!そして中国語を専攻しているという、謎のステータスがアイデンティティです(笑)来年の2月からは1年間北京に留学に行きます!
ところでみなさん、かなの書いたブログはご覧になりましたでしょうか。私は授業中にこっそり読んでてぽろりと涙を流していました(泣)
かなは私の心が折れていたとき、一人で抱え込んでいた私に気づいてくれて、声をかけて聞き出してくれた恩人なんです。講義棟の真ん中で二人で号泣したあの日のことを未だ覚えています…ふふ。
かながキャプテンでいてくれて、本当によかった!本当に、言葉じゃ伝えきれないほど、感謝しかないです。
さて、何を書いたらいいのかな…と悩んでいましたが、テーマは、「私の挫折記(副題:克服記)」です。人生初の大学の部活。楽しかった分、大変なことも山ほどありました。もしかしたら似たような思いをしている人もいるかと思って、私の個人的な経験談を、とても慰めにはならないと思いますが、あなただけではないよ!と伝えたいだけです。
かなは他のみんなが面白いこと書いてくれると言ってましたが、、、私も他の3人が面白いこと書いてくれると信じています(笑)
少し暗い話になるかもしれないので、やだな〜って人は読み飛ばしてください!(あと、これから書く人のために超長文でハードル上げておきます^^)
気づいたら引退してから1ヶ月以上経ちますが、もう2024年も終わるか、と思ってモヤモヤしている最近の今頃です。11月、引退が迫ってきていた頃を思い返しますと、1日でも早く引退したいと思った時もありましたし、できればずっとここにいたいと思った時もあったように覚えています。
何よりも、あくまでも私個人の話ですが、幹部代としての1年間を通して、果たして自分は成長したのか、サッカーにおいても、人としての在り方においても、手に掴めるものも、目に見える成果もなく、何も成し遂げてないという虚しさに圧倒されていたように覚えています。
同時に、ついにこの生活も終わるのかと、すっきりしたような、でも何か違うような脱力感を抱きつつも、一方、この先、これほど何かに夢中になることも、何かに本気でぶつかってみることも、何かをこんなに好きになることも、嫌いになることも、悔しくなることも悲しくなることも幸せになることも、ないだろうと、とても虚しく感じたりもしていました。
とにかく、絶え間なく挫けていました。
引退してからは肩も軽くなり、気持ちも落ち着いたので、自分はなぜそんなにも苦しんでいたのかと考えてみたのですが、それはたぶん、自分のため頑張ることができなくなって、人のため頑張ろうとしていたから。
どんどん辛くなって、「なんのためにサッカーをやっているのか」と考えたところで、「楽しいから、やりたいから」がなくなっていたんです。
自分のために頑張れないのならば、せめてチームのためにでも。そう思って、誰かの役に立たなきゃと自分自身を追い詰めて、人のためにできることがなくなると、このままだと自分の存在は意味がなくなってしまう、足手纏いになってしまうと焦り出す。
入部してからの1年間、1秒も公式戦に出れなかった私なりの生存戦略だったのかもしれません。(今はそりゃそうだろう、そんな大したことではないと思うのですが)
他の誰のせいでもなく、私自身が、試合に出れない、ベンチに座っているだけの、いてもいなくても良い、そんな自分が許せなかったのだと思います。
色々と仕事を任せてもらってからは、私もこのチームに必要とされていると、少し安心できていたのですが…中々サッカーは上達せず、やはり選手としては必要ないのかと、諦めかけていた自分もありました。
そんな後ろめたさを抱いたまま幹部代となり、こんな自分が幹部になったって…と、同期の3人が留学で旅立った時は、みんなではなく自分がいなくなるべきだったと、自分自身に向けて皮肉を言い続けていました。
今こうやって昔話のように振り返って書いていると、試合に出ることが全てではないことも、ベンチに座っているだけだったとしてもちゃんと何かをしていたことも、よくわかっているので、しょうもないな…と思ってしまうのですが、過去の自分が、そんなしょうもないことで死ぬほど苦しんでいたのも、事実です。頭ではわかっていたのに、心は受け入れられなかったのだと思います。
そこから吹っ切って抜け出せたのも、実は最近のことです。最終節から1ヶ月ほど前のことでした。
それは珍しく私がフルで試合に出れた日のことで、チームとしても勝利。とても嬉しかったのですが…試合中に肉離れをしてしまったんです。
病院で復帰は1ヶ月後と言われ、せっかく、ようやく、試合に出れるようになったかもしれないのに、これから最終節まで何もできないかもしれないという絶望感に襲われてました。
引退まで残り僅かなのに、今、このタイミングで怪我してしまうんだ、と。
1日か2日間ぐらいはずっと落ち込んでて、憂鬱だったのですが、頭の中でもう一人の自分が
「いやお前ふざけんな!!!」
と叫ぶ声が聞こえてきました(笑)
まだできることがあるだろう、考えろ、と叫んでいました。
頭を冷やして考えました。
試合に出られないとしても、自分はちゃんとこのチームの一員であって、だから、このチームのために最後まで最善を尽くす。バイトからの帰り道、泣きながら(笑)そう誓いました。引退を目の前にして、ようやく気づいたんです。そこでようやく、自分自身を許して、受け入れることもできました。
遠回りしてしまいましたが。
副題:克服記と書きましたが、正直、それで「克服した」とは思ってません。
今までは、諦めないことを強さだと信じ、辛抱強く耐えようと頑張ってきましたが、今になって思うと、ぼろぼろになったとしても耐えきれば勝ち…、それは決して、正論ではなくて。
逃げなかった自分を褒めてあげたいとも思うのですが、実は、逃げる勇気すらなかっただけで。はっきり言って、私は逃げられなかっただけです。
諦めることすら諦めて、逃げることから逃げて、目を逸らすことから目を逸らしていた。それだけのことだったと思います。
逃げてないのって、逃げてないだけで、克服したんじゃなくて、ただずっと痛んでいただけではないかと、冷静にそう考えています。
ただ大事なのは、ただただ耐える、それじゃなくて、そこから何を学ぶのか。
耐える、という辛い過程、その苦痛の最中にて何を悟るのか。
諦めてはじめて何かに気づいたり、新たな道を歩み始めることができたりしますね。諦めないか、諦めるか。どっちを選んでもいいけど、大事なのは、そこから先、どうするのか。
逃げなかった。もしくは逃げられなかった。それは良かったのですが、それで、これからどうしていくか。まだまだ悩んでいます。
もしかしたら、後輩の中でも似たようなことで悩んでいる人がいるかもと思い、長たらしい文章になってしまいましたが…
私が引退寸前で、こう気づいたと話したところで、過去の自分が周りから「試合が全てじゃない」と言ってもらっていても素直に受け入れられなかったように、今の時点では、心からそう思えるようになるのは、難しいかもしれません。
そして必ず、過去は全て正しかったと吹っ切れる時がいずれかは来ると、断言することもできません。
ただ私は、これを読んでいるあなたがこれからどんな選択をしたって、それが正しいと信じる、あなたがそう思えなくても、私はそう信じ続ける。全身全霊で応援する。そう伝えたいだけです。
挫けても、泣いても、逃げたくなってもいいので、やってみてください。
一人だと思ってしまう時だって決して一人ではないです。私は女サカのみんなに救われていました。
ところで、このポストのタイトル『でもそこで腐るな!』なんですが…
私が落ち込んでいた時、同期のひかりが聞かせてくれた曲、嵐の「ファイトソング」の歌詞なんです。
「時には泣いていいよ弱いとこ見せても大丈夫…でもそこで腐るな!」
私からもみんなにこの言葉を送りたいと思います。歌詞の続きは、ぜひ聞いてみてください(笑)
都リーグ最終節も迫ってきて、本当にみんなに別れを告げる時が近づいてきたと思うと、とても寂しいです。
ぽっかりと心に穴が開くかと思いますが、また何かで埋めていけるよう、そうできなかったらできなかったまま生きていけるよう、これからの新しい生活に臨んでいきたいと思ってます。
またどこかで会いましょう!
最後まで私の諄い文章にお付き合いいただき、ありがとうございました。
次は、同期の中でタントツにおしゃれで、サッカー愛なら誰にも負けない、川崎フロンターレの大ファン。グラウンドではいつも励ましの声、指示の声をかけてくれる道標のような存在、フィオーナにバトンを回します!
次回もお楽しみに!!






