僕がスポーツクラブでスタッフ研修を行う時に大切にしている事。
それは言葉の使い方です。
例えばマシンやサスペンションの指導でも、やたら「していただいて」を連発する人がいます。
「してあげましょう」とかいう人もいます。
自分で自分の身体を動かすだけなのに、そんなにいたわって、癒してどうすんねん!っと突っ込みたくなります。
「ちょっと」を多用する人も多いんですよね。
本当は「もっと!」というべきところでも「ちょっと」という人。
もっともっと!まだまだ!
そう言い切るのがそんなに怖いの?
そんなに指導に自信がないの?
逆に力を強めたり、正確に動いてほしかったり、集中してほしかったり、可動域を広げてほしかったり。
それらは全部違う意味なのに、とにかく「しっかり!」ばかりで表現する人もいます。
トレーナーは表現し伝えるのが仕事。
知識を学んだり、身体を鍛えるだけでなく、伝えるスキルも磨くべきでしょう。
ただ言葉の使い方がいくら上手くても、そこに想いがなければ、人の生き方まで変えられるような表現者とは言えないのですが。
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