「葉問 イップ・マン序章」 | 新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿四谷発 ファンクショナルトレーニングマスター 岩沢陽介のファンクショナルな日々

新宿区四谷でトレーニングジム「ファンクショナルトレーニングラボ クエスト」を経営、TRXシニアマスターインストラクター、ファンクショナルピラティス/マスターエデュケーター、美圧ヨガ創始者、パーソナルトレーナー、セミナー講師 etc。そんな私の日常を書きます。

昨日の仕事の後、新宿へ移動。

奥ちゃまと待ち合わせて、新宿武蔵野館へ。

そう先々週に同じ場所で観た「イップ・マン」のパート1を観に行ったんです。

実は「序章」の公開は「イップ・マン」の観客が5000人を越えたらという条件付きだったのです。

そして「イップ・マン」は大ヒット。

無事に公開となりました。

もちろん事前に何度も観た映画なのですが、字幕入りで観るとさらに感動しました。

特にこの10人組手の場面。



これは友人である他流派の師父が、家族のために米がもらえる日本人との試合を行う。

最初の試合で一人倒すと多くの米が欲しい師父は「3人と戦う」というがさすがにやられてしまい、降参をする。

そして師父が最初の戦利品である米を一袋持ち帰ろうとすると、非情にも拳銃で射殺されてしまう。

目の前でそれを見たイップマンが「十人と戦う」というわけです。

この後、血まみれの米の袋を持って、師父の家を訪ねる場面が映り、そして自宅へ。

なにもしゃべらず呆然と座る夫の拳を見て、なにかあったと察する妻。

なにも聞かずイップマンの横に座り、夫の拳に薬を塗る妻。

それを見ながら涙ぐみ「オレは何もできない、何も守れない。武術が強いからといって何になるのか」と語るイップ・マン。

もうこの場面で号泣でした。

そう、ただ拳を振るい強いだけでは家族を養う事も、友を救う事もできない。

僕も長く武道をやってきて、同じ思いにかられる事もあります。

だからこそ武道において、人格を養い、その人間力を現実社会で活かす事が出来なければ、武道の意味がないわけです。

現代社会に生きる、武道を志す人が観れば、号泣必至の場面だと思いますよ。


最後はイップ・マンが日本人の上官と試合をして勝利。

暗殺の手を逃れ、香港に移る場面で終わり「葉問 イップ・マン」につながるわけです。


昨日の初日、劇場は満員。

最後には拍手も起こっていました。


みなさん、今からでも遅くありません。

「最後の本格派」(以前の通称)改め「宇宙最強」(香港での最近のあだ名)!!

ドニー・イェンにご注目ください!!