「自分の中に秘められた生命力を信じられない人、あるいは内面が空っぽの人は、お金のような代替物で埋め合わせようとせずにはいられなくなる。自分に自信がある人がこの世の中で望むのは、自由に、純粋に、自らの運命を全うする事だけだ。自分に自信のある人は、過大な期待感や恐ろしく高価な所有物といったものは単なるアクセサリーに過ぎず、自分のものになれば嬉しいことはうれしいが、なくても全く困らない、と考えるようになるのだ」
ブルース・リー
人生の目標とはなんでしょうか?
「大きな家に住む」
「田舎で暮らす」
「○○を手に入れる」などなど
でもそれは物質であり、心の本質ではありません。
その事に心の奥から気付いてしまうと、物質には何の意味もなくなってしまうものです。
しかしその事を、物質に囚われて、本質に気付いていない人にいくら話しても、理解してはもらえません。
結局気付きとは「自分で気付く」事だからです。
では本質的な人生の目的とはなんでしょう?
ボクは「自己実現」だと思っています。
なりうる最高の自分になること。
でもそれは形があるものではなく、また終わりはありません。
死ぬまで続く遠大な旅なのです。
自己実現についてブルース・リーはこう言っています。
「自己実現が重要だ。私が皆に言いたいのは、『自己イメージ』の実現ではなく、『自己』の実現に向かってほしいという事だ。誠実な自己実現のために、自分自身の内面をよく観察してほしい」
自己の本質を見いだし、その向上を目指す人生を生きる事は、多くの困難に直面する事でもあります。
しかし物質や世間の評価を得る事を目標にしたとしても、困難がある事には変わりありません。
あなたはどちらの困難を選びますか?
ボクはどうせ乗り越えなければいけないなら、自己実現のための困難を選ぶ人でありたいと思います。
「今、ここにある、ありのままの私こそが私である」
ブルース・リー