いちごミーティン。🍓








ハーゲンダッツの

ストロベリー🍓


元旦に震災があって、横浜に住んでいてもあの揺れはちょっとしつこくて

ああ、これは大きいな、と思いました。


さすがに阪神大震災の時は感じませんが

その後関東大震災の時もやはりおなじように揺れを感じると思い出します。


震災による被害のその後。


阪神大震災の時はわたしはすでに関東に住んでいたし、26、7だった。

あれも1月7日でわたしは日本橋高島屋で仕事してました。

横浜から毎日1時間半かけて通っていたけど当時は平日は6時半閉店であの年は1月2日から出勤してたかな。


その初出勤の日に芦屋から来た客にさっそく朝から10万以上するスーツを買ってもらってお直しが入って出来上がり次第ご自宅に配送を承ったンですね。

だから一週間ぐらい経った時

さすがにご自宅に送るのどうしよう?って。それどころじゃないだろうし。

でも百貨店の責任者に聞きに行くととりあえず送ってください、となった。

その方のおうちに届いたかなー。

買ってくれたスーツもいまだ覚えてるよ。


勤めていた会社は全国に店舗がある大手の国内アパレルだったからもちろん神戸にもあった。震災の直ぐあと会社でどんな感じなのか聞くと「とりあえず水が欲しいって言うんだよ」と聞くと「かわいそうに!」と顔も知らなくてもそう思った。


明日は自分かもしれない。


会社では都内に社員寮があってそれもいくつも寮があったので住む所がなければ寮は?と言うと「もちろんそういうこともできるし都内の店に連れてくるのもできるよ」ときくと



“大手企業の福利厚生は

すごく大変な事だと実感しました。“




社員寮の話しを。


わたしは社員寮にはいくらすすめられても入らなかったけれど周りには独身の若い女の子達ばかりなのでほとんどの子が実は社員寮に住んでいました。


わりと快適みたいで店長クラスになると代官山にある寮はひとり部屋だよ?なんて事も教えてくれる。

たしか、駒場大駅とか中野とかにもあったと聞いた。

それで2人部屋だとどんな感じ?ときくと2Kみたいな間取りなので1部屋づつ住むらしくキッチンは1つだから共同で冷蔵庫に自分の食べる物を入れたりする事とか。


ある時泣きそうな声でそれほど親しくない他のお店のスタッフの人から電話がかかってきてわたし寮に住んでいるんです、と言うからそれで?ときくと

「あの、ハーゲンダッツのストロベリーってどこに売ってますか?」


「あんまり買ったことないからわからないけどスーパーとかコンビニじゃない?」


「そうですよね、あるでしょうか?

ハーゲンダッツのストロベリー」


「わからないけどなかったらお店の人にきくとか。」


「今、コンビニ何軒か見に行ったんですけどないんですよ」


「売れてるンじゃない?」


「そうでしょうか?どうしよう、なかったら夜までに見つけないと。」


「なかったらもうあきらめたら?アイスクリームなんて。」


「そういうワケにいかないンですよ」

「なんで?」


「おなじ部屋の人のアイスクリーム食べてしまったンです。(泣)

気づく前に買ってもどしとかないと。」



この間相談コーナーに書いた

このような社員寮がある大手企業は日本にわりとあると思います。

業務内容は様々だと思いますが

独身で無職の人で被災にあわれた方は

厚生労働相が間に入って

いわゆるハローワークと被災地からの避難救助の対策ができるのではないかと。


好きな職種でなくてもトライアル的に斡旋してあげたら住居のプライバシーの確保と仕事の両方にシフトできるのではないかと思います。

「とりあえず、今この状態からなんとかしましょう」というのを働きかけることはどんなチャンスでも試してみるべきだと思いました。



わたしはそういう福利厚生を「困ってる人の役に立って良かったじゃない」って笑う人が本気でキライなんです。


なぜだかわからないけど。