9月は学童保育の指導員研修をふたつ引き受けていました。

 

9月の初めに伺ったのは、新潟市中央区の研修です。

 

 

 

一昨年にも声をかけて頂き、その時は「ボードゲーム」についての研修をしました。

 

 

今回は「支援」について話が聞きたいとご連絡を頂き、

 

「支援」って「誰の」「何を」「何のために」支援することについてなのか

 

を何度かの打ち合わせの中で伺い、準備をしました。

 

 

そして今回の研修は

 

「コミュニケーションと支援」

 

をテーマにしました。

 

 

 

 

人同士が関われば、うまくいかないことがあるのは当然です。

 

でもそれが“避けられない何か”によって日常的に起こるのなら、そこにいるみんなが疲れてしまいます。

 

 

関わり合うことの根本的なシステムと、現代社会が抱えている課題、そしてこどもたちや家庭が持っている可能性がある課題を、整理する内容で研修を進めました。

 

 

どこに課題があるのか

 

何が原因となりうるのか

 

 

それぞれが自分の現場と関わるこどもの姿を思い浮かべ、考えることができたらいいなと思いました。

 

 

 

グループワークもたくさん取り入れました。

 

「関わる」ことは実際に体感する方が、話を聞くだけよりもずっと腑に落ちると思います。

 

ワークはとっても賑やかで、楽しみながら感じ入ることがあったのではないかなぁニコ

 

 

 

 

具体的な支援の方法もぜひ…とお願いされていたので、タッチケアやボードゲームやあれやこれやも盛り込んで、情報多すぎかしらあせると思いながらバタバタと研修を終えました。

 

何か少しでも、日々の支援のヒントになっていたら嬉しいです。



 

頂いた感想を紹介します

 

今までとは違った視点でコミュニケーションについて話を聞いて、子どもの支援の対応などヒントになる話がたくさん聞けて参考になりました。

 

子どもの問題行動などに対して、発達障害ではない場合もあるということを学び、わかりやすく、楽しく聴くことができました。

 

思い込んで判断していたことが無意識のうちにたくさんあったかもしれないと気付かされました。言葉がけ等、足らないことも多いのでは…。今日気づいたことは、心の中にとどめながら日々の保育にあたっていきたいと思いました。例もあげて頂きわかりやすかったです。

 

 

今まで知らなかったワード、DCD、発達性トラウマなど勉強になりました。特に身近な人の情緒的寄り添い共感のなさが一番子どものトラウマになることに驚きを感じ、確かにそう思いました。無意識だからこそタチが悪い。共感することの大切さを感じました。

 

今回のお話を聞いて、初めて知ることが多かったです。言葉って大切だなと思いますが、難しいことだなとも感じました。現場での気づきや感覚を大事にしたいとも思いました。

 

自分が知っていると思っていたことがそうでなかったり違う視点の話が聞けてとても勉強になりました。特に、自分の言葉がけや対応の仕方について考える場面が多く、関わるのはその子達にとったら少しではなく、今後の人生に関わることもあるかもしれないと考えたら、責任を持っていきたいと一層思いました。

 

DCD、LDをもっと掘り下げて話を聞きたかったです。トラウマの話はすごくわかりやすく参考になりました。時間があればもっとお話を聞きたかったです。

 

コミュニケーションゲームも場が和み、楽しく受講できました。

 

罪の意識を感じないまま誰かを傷つけていることがある、そういう立ち位置に自分がいるのだということに気付きました。アドバイスできることは出来るけど、決めるのは自分だよと子どもたちにもよく話していますが、そういう言葉も時として傷つけているのかな、なんて思ったりもしました。先生のお話はとても癒されます。

 

子育て中のため、グサッと刺さる話がいくつかありました。違うからこそコミュニケーションが生まれる、という言葉がささりました。子どもとのコミュニケーション、トラブルの解決の仕方、親への伝え方、苦戦することが多いですが、今日の研修を活かしていきたいと思います。

 

 

日頃から偏らないよう、思い込みがないよう、子育て支援をしているつもりでしたが、今回の勉強会で、頭が硬くなっていることを実感しました。また、気持ちを新たに柔軟な考えで支援していかなければと思いました。面白い内容、優しい語り口調でありがとうございました。

 

 

参加者が40名ほどいたので、全員の感想は掲載していませんが、皆さんの言葉ひとつひとつがとても励みになりました。

 

ありがとうございます。

 



 

研修というのは内容を自分で選択できなかったり、参加自体積極的な思いではなかったりすることもあります。

 

忙しい時間の合間に都合をつけて足を運んでいる場合も多いです。

 

 

だからこそ、how-toで終わらない、仕事の体力となる講座にしたいと思っています。

 

 

 

たった2時間の研修ですが、そのことが日々の原動力になり、仲間と考える一歩になるようにと願っています。

 

また機会があれば、共に学びましょう。

 

 

 

 

最後になりましたが、ご連絡下さった吉田先生、丁寧に丁寧にご準備いただきとても安心できました。

 

本当にありがとうございましたほっこり

 

 

 

 

​プロフィール


丸山マチ子〈保育士・公認心理師〉 

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「相談」とまではいかなくても、聞いて欲しいなぁということなどメッセージを下さいねニコ

 

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