6月はいろんな内容でいろんな人を対象に、話をする機会がありました。

 

お仕事満載。

 

 

 

新潟市の各公民館が主催している『乳児期家庭教育学級(通称ゆりかご学級)』は、月齢6ヶ月前後の赤ちゃんがいる方を対象にした4〜6回の連続講座です。

 

5月末と6月初め、西区黒崎公民館主催のゆりかご学級で2回分の講座の講師を務めました。

 

 

1回目は「親として自分を見つめて」

 

2回目は「夫婦のコミュニケーション」

 

がテーマでした。

 

 

 

保育付きのこの講座は、大人だけでたっぷり2時間近く学びます。

 

赤ちゃん中心の生活の中で、大人だけで過ごす時間であるというだけでも、感じたり気づいたりすることがあるかもしれません。

 

 

 

話をするだけでなくワークや遊びも織り交ぜ、二週にわたって「考える」を楽しんでみました。

 

 

“子育ての中にいる自分”はどんな存在なのか

 

 

“子育て以前”と何が違うのか、違わないのか

 

 

そういった“自分自身”を見つめることが、子育てにどんな影響をもたらすのか

 

 

我が子は自分とは違う存在、自分も他の誰かではない唯一無二の存在であるということ

 

 

 

 

“人との関わり・夫婦の関わり”とは何か

 

 

関わりというのは人が複数いるということで、そこに生まれる感情や行動は関係性固有のものであるということ

 

 

だからこそ情報に解決を求めるのではなく、「相手」を見て「相手」のことを考えることそのものがコミュニケーションの原点だということ

 

 

 

そんなことをあれやこれやと話したり話し合ったり、体験したりしました。

 


 

我が子と出会えたことで「悩み」が出来、それは大人の成長の手助けにもなります。

 

見ないふりをしてきたこと、そつなくやり過ごしてきたことと向き合うのは案外しんどいことなのですが、せっかくなのでちゃんと悩んだらいいなぁとも思います。

 

 

 

仮に答えがあるとしてもひとりひとり違うので、

 

今回は「悩み方のお手伝い」ができたらなぁと思いました。

 

 

漠然と不安を抱えず、自分の課題を見出すことは、解決に向けて半分以上歩みを進めたことに等しいです。

 

 

どうかなぁ

 

ちょっと前に進んだ感じがしているかなぁうーん

 

 

 

そして赤ちゃんとの暮らしの中での不安や困りごと、疑問などもお知らせいただき出来る範囲でお答えする時間もとりました。

 

睡眠、食、遊び、季節や発達に合わせたこと、いろいろ。

 

 

発達のポイントをお伝えしながら、個別に考えたいことにも触れたので、それぞれ糸口が掴めていたらいいなと思っています。

 

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今回の講座で

 

「皆さんはどうしていますか?」

 

というフレーズ(問いかけ)の危うさ(特に家族や夫婦の関わりについて)について触れました。

 

 

 

こどもの年齢が近くても

 

母の年齢が近くても

 

出身地が同じでも

 

共通の趣味があっても

 

 

同じ生活を送れるわけではないし、同じ発達を遂げるわけでもありません。

 

細かな価値観の違いもあり、それが個人ではなく“家族”の単位で営まれていれば「関わり」は更にそれぞれに違ったものであると思うのです。

 

 

 

だから他人のことは参考にはならない場合も多いです。

 

たくさんの情報を仕入れて統計的に良いものを得たいと思っていての行為だとしても、傷つきも生まれやすい問いです。

 

興味本位で聞くのなら、それが相手に利益を生まないことを自覚出来るといいなと思います。

 

 

 

信頼し合え、安心感のある関係の中で、互いを思ってその問いを活かせたらいいかもしれません。

 

たくさんの人と繋がることより“信じる誰か”がいれば子育ても人間関係もなんとかなるのかも。

 

 

 

 

私自身も色々と学びの多い講座でした。

 

嬉しい感想もいただいて、元気もたくさんもらいました。

 

 

皆さんの子育てが、ひとりひとりの、家族の、地域の、社会の育ちと繋がっていることに誇りを持って歩んで下さいね。

 

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