「私はこどもたちやお母さんお父さんたちと関わっていたいんです」
と一生懸命誰かに訴えている夢を新年早々に見ました。
普段は、寝坊したとか忘れ物したとか生活密着型のリアルな夢を見ることが多いので、目が覚めてちょっと驚きました。
今年は色々、変化の年なのかもなぁと
変化を自分も望んでいるのかもしれないなぁと
正月らしくこれからの一年に想いを馳せました。
昨年、学びにおいては苦しい一年でした。
自分の中で、何かが噛み合わなくて
それがわかっているようで、でも形にならずにジタバタと学び
学んだことが腑に落ちないことも多くありました。
一方で、人との出会いにおいてはとてもたくさん助けられました。
子育て支援センターの利用者さんたちや講座依頼、仕事の仲間、ブログなどの関わりを通じて、自分がどんな道を歩みたいのか、自分の強み、そして弱さを感じ考える機会が多くありました。
辛辣な言葉に落ち込んだり、温かなやりとりにホッとしたり、人として成長する機会に恵まれたと思います。
人と関わるって面倒なこともたくさんあるけれど、それは人として育ち生きていくのに絶対必要なことなんだなぁ…というのが昨年の総括です。
あたりまえ過ぎる総括
でも育ちの原点でもあります
苦しかったのは、人を“ひとりの人”として、もしくは“家庭”といった閉じた関係の中で尊重しすぎていたことが原因かもなと思います。
影響しあっていることが生きることそのもので
その輪の中に自分も含まれていて
文化や歴史といった人のムーブメントが為す人の成長
そしてそういった「こどもの全体」の育ちを支える『保育』という仕事
その責任と尊さ
保育からひとりひとりのこどもをつまみ上げて議論しても、そこに発達の“正しい”視点がいくらあっても、場所や時間や関わりの背景に重きを置かない支援はあり得ないということを、あらためて実感しています。
この総括に至るのに、11月のおもちゃコーディネーター養成講座でのお手伝い、そして出雲崎こども園での講座と見学が大きな転換点でした。
さらに12月偶然手にした本
『保育的発達論のはじまり』
「発達」や「主体性」という言葉の解釈
「科学」を育ちに持ち込む時の危うさ
保育がこどもの何をどのように支えるのかを深く考察できる、とってもいい本です。
保育に悩んでいる人にも、頑張ってあれこれ取り組んでいる人にもぜひぜひ読んで欲しいなと思います
これ読まないで保育するのはダメじゃない?くらいに思えた本です
脳の発達や身体の発達や心の発達にのめり込んでいた自分への大きな警告となり、年末にようやく地面に足が着いたような気がします(脳も身体も心も発達の視点が大切なのは間違いありませんが)。
そして今年、心にあるのは
『子育て支援は保育と共に』
子育て支援は「子育ては関わりだ」ということの体感と理解から始まります。
自分が(親も子も)、その「主体」であるということも今は支援がないと実感できなくなってきています。
だから繋がり続けることができる「保育」は子育て支援の要になります。
保育内容そのものも、今以上に「育ちのコミュニティ」のモデルとなっていくでしょう。
そして保育は園だけでなく、様々に展開されていくと思います。
「人と人が関わる」という面倒だけれど人として大切な支援
今年は保育に大きく舵をきって歩みたいと思います
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