ファミサポとは「ファミリー・サポート・センター」のことです。
先週木曜日は、ファミサポの研修講師の依頼を受け、燕市に行ってきました。
研修テーマは
『子育ての支援をすること・受けること』
30名近い参加者がいらして賑やかな研修になりました
昨年はおもちゃの研修をさせて頂きました
昨年に引き続き講師依頼をいただき、担当の的山さんの熱意とお人柄にお応えしたいと二つ返事で引き受けたのですが、今回のテーマに今までで一番悩みました。
「子育てを支援する人、支援を受ける人、どちらの立場の人にも『支援とは何か』を知って欲しい」
「どちらの立場の人にも課題はあるけれど、それも含めて支援は『おたがいさま』『ありがとう』という思いの中で育まれ繋がっていくということを伝えたい」
打ち合わせでは的山さんとたっぷり2時間以上話しをして、日頃の活動の課題や事例などもお知らせ頂き、ますます『具体的にどんな内容で研修をするのか』を思い悩むことになりました。
支援者に向けての研修ならば
支援者としてのことを伝えれば良いけれど
支援を受ける側の人も一緒にいて
どちらも一緒に研修を受ける意味
そしてその研修を私が請け負う意味
私は日々悩んだり失敗したりしていて、でも支援の仕事からたくさんのチカラも貰っています。
『人と人が関わりあうことの難しさや面白さ』を参加者みんなで共有できたらいいのかなと、そこからそれぞれが『子育て支援ってどんな意味を持つのかな』と考えられたらいいなと思って準備をしました。
普段はしゃべりたいこと多めな講座をしている私ですが、今回はグループワークをたくさんしました
考えて、話して、聞いて
疑問に思って、知ろうとして
わからなくて、気づかなくて
伝えて、教えられて
そして面白いと感じる
自分自身の新たな一面も、人と共に知ることが出来たのではないかなぁと思います。
支援のための云々は、良書がたくさんありますし、研究者も多いので「先生」からちゃんと教わる機会もあるだろうと思います。
私は現場でジタバタしている立場として、子育てをしてきた当事者として『子育てを支援する・受ける』を参加者の皆さんと考えたいと思いました。
保育の側面から観る『支援』は、文化や歴史の影響を受けながら人が模索してきた人同士の繋がりがあり、そこに心理の側面から『関わり』と『理解』の意味を見出し検討する研修となりました。
そんなことを楽しみながらそれぞれのテーマを考える2時間だったのなら嬉しいです。
会場からは弥彦山が綺麗に見えて気持ちよかったです
研修終了後、アンケートをチラリと見せて頂きました。
楽しかった
参加してよかった
の言葉がたくさん見えて、ホッとしました。
忙しい中ご参加いただき、そして楽しんでいただき、ありがとうございます
帰りはかりん亭さんで、たんぽぽオムライスを食べました
的山さんのファミサポでの課題が、2時間の研修で解消する訳ではないと思います。
人は人だから難しいし、時代の影響も大きく受けます。
それでも関わり繋がることに、希望を持っていたいと私たちは思っています。
困っている人がいるから支援している、手が空いているから支援しているのではなくて、未来を共に担う仲間の歩みに伴走しているのだと思います。
本当は吐き出したいグチを言い合うことも、支援者には必要です。
またいつか、ため息をつきながら、励まし合いながらおしゃべりしましょう
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