我が家の次男は本があまり好きではない…というのが私の印象です。
長男や娘にはたくさん絵本を読んであげた記憶があるのに、次男に読んだ記憶はぼんやりと曖昧です
我が家の絵本棚はなんとなくカテゴリー分けされて本が並んでいるのですが
この部分は次男の本という感じ
真剣に探し物をしたり迷路をたどったり、細かいたくさんのもをジーッと見ている…
何度も何度も同じものを…それが次男のイメージです。
先日次男と絵本の話しになり、何が好きだったのか聞いてみました。
「うーん 一番はこれかな」
『ふゆじたくのおみせ』
これは
ビックリ
知らなかった
“このおおきなくまさんとちいさなやまねくんシリーズ”は、私が好きで何冊か持っています。
長男もこの本が好きだったって言ってたっけ。
でも次男がこの本を一番に選んだことは驚きです。
「いいお話だよね」
確かにそうなんだけれど、密かに(ではないかもしれませんが)このお話に心を動かされていたことは、嬉しい新たな発見でした。
「これもよく読んでたよ」
『いじわるねことねずみくん』
ねずみくんシリーズも我が家には何冊かありますが、これが一番なのだそう。
仕掛け絵本になっていて、いじわるがいじわるにならない面白さと安心があります。
平和主義の次男らしい本。
そういえばこの本見ていたなぁと思い出して嬉しくなりました
「これも好きだった〜」
『ゆうちゃんのみきさーしゃ』
ほら、これは
私が子どもの頃から大好きで、何度も何度も一緒に読んでいたから。
…と思うのですが、好きだったと言ってもらって嬉しいです
世界をこんなふうに楽しめたらと思う本。
大人がひとりも出てこないところも好きです
「これもよく読んだよ。好きなお話」
『パンのかけらとちいさなあくま』
再びビックリ
こんな本を読んでいたとは知りませんでした
民話のような“ストーリーを楽しむ本”は、次男の眼にとまっていないのかと思っていました。
読んでいる姿を見ていなかったのか、覚えていないだけなのか
どちらにしても、子どもの姿を自分のイメージで決めつけてはいけないなぁと今更ながら反省です
「これは大好き」
『ぼちぼちいこか』
だよね 知ってます
ひとりで笑いながらよく見ていました。
こだわりが強くて、頭の回転も速くて、やりたいこともやりたくないこともたくさんある次男です。
本当は“ぼちぼちいきたい”と思っていたのかもしれないなぁ。
「これもよく読んだよ」
『ねこざかな』
そう言われてみると、この本は一緒に読んだ覚えのある本です。
論理的な思考の次男ですが、ナンセンスなこのお話をとっても楽しんでいました。
ねことさかなが合体する…
知識や理解を超えて、お話の面白さに浸る本。
楽しかった時間が蘇ります
私、次男とも一緒に本を読んだじゃないか。
なんだか安心しました。
「これはすごく好きで、何度も見たよ」
『COLORS』
この本は次男にお願いされて買ったような気がします。
字のない、次元を超えた世界観の小さな本。
ねずみの顔が覗く表紙に、期待が溢れます。
もう色褪せて、シミだらけで、でも今でも時々見たくなる本です。
次男は遊んでいても本を見ていても、一人で別の世界に行っていることが多いと感じていました。
それは寂しいことではなかったのだと思います。
このねずみのように、連れ添っていく誰かがいたのでしょう。
この本を買う以前から、我が家には同じシリーズの本がありました。
『The story of a little mouse trapped in a book』
たぶんこちらの本を先に好きになり、次男はシリーズ本を欲しがったのだと思います。
夢の世界へ
そこでたくさん楽しんでいたことを感じることができて良かったです
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