毎月の『覚書』は、その月に参加した研修や学会、読んだ本などを記録しています。

 

感想や考えなども一緒に残して、自分の振り返りに活用していますが、ブログを見て下さっている方の学びの参考にもなればいいなと思っています。

 

 

3月のzoomでの学びは

 

 

『子どものCBTは今後どうなっていくのか?』

講師:久我弘典先生

主催:公認心理師ネットワーク(幼児期から思春期までの認知行動療法第11回)

 

 

 

 

第33回日本発達心理学会ポストカンファレンス

『公認心理師における「教育・発達」的観点の意義と可能性
―その3:自閉スペクトラム症理解と支援における「心の理論」の観点―』

講師:子安増生先生他

主催:日本発達心理学会

 

 

 

『くすりはリスク?〜これで納得!児童精神科医から学ぶ服薬の実際〜』

講師:原成輝先生 

主催:発達療育実践研究会

 

 

 

忙しい中、頑張りましたおーっ!

 

 

 

 

CBT(認知行動療法)の研修はシリーズになっていて、最後の回でした。

 

 

出来事や関係性に対する感情はありのまま受け入れながら、認知(その人個人の考えや理解)を、見方を変えバランスの取れたものにしていくのがCBTです。

 

 

国立精神・神経医療研究センターの一機関として、認知行動療法センターが設置されてまだ10年。

 

日本ではまだ普及率が低く、地域格差の大きい心理療法です。

 

 

 

一方「認知行動療法」についての書籍はたくさん発行されていて、ちょっとしたブームになっています。


CBTはうつ病や不安障害などに効果が高く、軽度であれば、心理教育やセルフコーピングなど自分自身や家族でも取り組めることがあるというのが理由のひとつのようです。

 

 

そして今回の研修課題「子どもへのCBT」に、関心が高いということもあります。

 

発達障害や思春期不安などで医療機関と繋がりたくても、どこへ行って誰に診てもらうといいのか、予約ができても初診までに長い期間を要する時に自分で出来ることはないのかといったニーズに沿うものなのだと思います。

 

医師や心理師(心理士)だけでなく、看護師や保健師、精神保健福祉士などがCBTを担うケースもあるので、心理支援の現場にいる人にとって得たい知識のひとつでしょう。

 

 

 

CBTを自ら行うかどうかは別として、“どんな人に適用出来て、どのようなことをするのか”を知っていると、必要な人に適切な対応ができるのではないかなと思います。

 

 

 

10歳以上であればCBTは出来ると言われています。

 

それ以下の年齢の子どもでも、親子やグループでのCBTを行うことで、効果が得られる場合があります。

 

 

私はまだCBTについて学び始めなのですが、有効な心理支援のひとつとして理解し、特にTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)についてはしっかりと指南できるようになれたらなと思っています。

 

 

 

 

日本心理学会のポストカンファレンスは、案内を頂いてたまたま参加したのですが、とても良かったですビックリマーク

 

 

4名の話題提供者は、皆ASDと心の理論について第一線で活躍されている先生でした。

 

 

お一人20分ずつの短い時間で、心の理論の研究課題や、他者理解とはそもそもどういった仕組みなのか、それは教えて出来るようになることなのかといった問題提起がなされました。

 

その後、2名の先生から指定討論として臨床や応用行動分析の視点で「心の理論の指導的介入」についての提起がなされました。

 

 

 

心の理論というと「アンとサリーの課題」といった実験的な内容が浮かびますが、実際の生活の中で他者視点をナチュラルに理解している(または理解していない)ことが、どのようなコミュニケーションを生むのか、とても考えさせられました。

 

 

こういう話し、好きです。

 

 

もっと聞きたかったなぁ。

 

 

子安先生の本は大好きなので、子安先生の簡潔な語りを聞けたのも嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

長くなったので、続きは次回。

 

 

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