6週間の蔓延防止…による子育て支援センターの休止期間が終わります。
7日月曜日からは、休止前の状態に戻ります。
休止措置期間でも子育て世代を孤立させないよう、苦しい状況を理解し出来る限りの支援に当たるよう通達があり、特に相談支援は力を入れるように言われました。
電話でもオンラインでも来設でも、『相談』の間口を広く取っておくように。
子育て支援センターで「相談」に対応する良さは、特に相談がなくても支援センターに来ることが出来て、ふとした会話の中で自然に相談に繋がることです。
気になっていることがあっても、スタッフと話してみて気が進まなければ相談しなくていいし、「ちょっと聞いてみようかな」と思ったら話してみればいいのです。
相談に対応していく中で、私もその親子を知って気にかけていきます。
子どもの成長を共に喜んだり、日々の小さな楽しさや残念な出来事に共感したり。
そういった関係を積み重ねたその先に、“いざという時の相談”があるのだと思います。
お休みになったと知らされた機関に、わざわざ連絡を入れるのはとてもハードルが高いことです。
「相談には応じますよ」と告知しても、「それは非常時の場合ですよね」と解釈されるのは当然です。
子育てをしていて感じる悩みや不安は、同じように見えても出どころや重さが違ったり、気になること・気にならないことも本当に人それぞれです。
「程度」も主観的なもので、端から見てたいしたことじゃないことも、その人にとっては一大事だったりするわけです。
その一大事は自分のせいだと思っている人も多く、人に相談なんてすることではないと心の奥にしまってしまえば、相談待ちをしている支援者の目にはとまりません。
そして今回
「相談は特にないけど、相談がないのに支援センターに行きたいな、話がしたいなと思っているという相談」
に、たくさん出会いました。
申し訳なさそうに来設予約の電話をくれたり、久しぶりに会って話しながら涙する人の姿を見ながら、自分がしている仕事は本当に「子育て支援」なのか自問の日々でした。
いつも利用してくれている皆さんと連絡が取れ、会って話せたことで、支援者がどれだけ安堵し支援者として救われたか
子どもの存在を通して関係ができ、子どもたちの育ちに寄り添うことで互いの信頼を築くことがどれほど重要か
この6週間、できる限り広く深くサポートをと考えながら、一方で「子育て支援センターの役割って何だろうか」ということも話し合ってきました。
行政から、6週間分の対応報告書の提出依頼がありました。
そこに記載できる件数を見て、実態の見積もりの甘さを感じています。
私は日頃、子育て支援センターの仕事を家に持ち帰ることはありません。
でも今回は思うところがいっぱいあるので、ちょっと頑張っています。
「再開できて良かったね」だけで終わらせたくないなと思います。
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