LINEでの相談に対応することにしたのは、新型コロナウイルスによる暮らしの変貌がきっかけです。
暮らしも仕事も子育ても不安定な状況ならば、思いを吐露する選択肢が多くあるといいなと思いました。
それは
“正しく子育てをするため”ではなくて
子どももおとなも安心して生きるため
今置かれた状況の中で
私もあなたも落ち着ける場所や心持ちを得るため…です
実際にLINEで相談している人はいるのだろうか
いるとしたら、どんな人がどんな相談をしているのだろうか
と考えている人もいるかなと思っています。
相談している人が少ないなら
自分ばかり気持ちを吐き出すのは気が引けると思ったり
たくさん相談があるのなら
自分までLINEしては迷惑になるかもしれないと思ったり
たいしたことではないのに
他の人はちゃんとやっているのに
こんなことを相談したらおかしいって思われるかもしれない…
と思ってはいませんか?
色々と考える人は、悩みの本質以上の気遣いをして余計に疲れているかもなぁと想像しています。
なので、どんな言葉がこれを読んでいる人に安心を手渡せるのか、私も悩みます。
LINEでの相談は何かしら面識のある方に限っているので、子どものことでも相談している人自身のことでも、顔や様子を思い浮かべることが出来ます。
具体的な出来事を書いてくださる方もいますし、発達段階・関わり方など不安に思っているポイントを伝えてくださる方もいます。
長く詳しければいいとか、簡潔にわかりやすいといいとか
“こんな書き方がいいよ”という形式はありません。
LINEしてみようと思った人が、その思いのまま書いた文から私も思いを馳せます。
わからないことがあればあらためて尋ねますし、話が混乱していてもそれがその人の今の伝え方として受け取ります(大抵の場合「わかりにくくてすみません」と書かれていて、そんなことないよと思いながら読んでいます)。
子どもの成長や発達に関わる内容のほか、育て方や自分自身の気持ちや行動など「おとな」側の相談も多いです。
園や学校、お友達・家族関係などについての悩みもあります。
当然だと思います。
子どもだけ、大人だけ、家族だけ、社会だけが問題だなんてことはほとんどなくて、関わりの中で喜びも悩みや不安も生まれます。
そういった相談に、私が伝えることが出来る「正しい答え」は存在しません。
けれど、“子どもが育つ”ということについて私には私の信念があり、それを育つ人や育てる人との関わりに活かすこと、子どもにまつわる仕組みを良くしていくことが今の私の役目だと思っています。
その人の状況を私はどう感じ考えたのか
自分ならどうするか
私に出来ることは何か
それは“すぐに効果的に”というわけにはいかないこともたくさんで、ひとまず話しを聞くこと(気持ちを外に出してもらうこと)が最善の対応だということもあります。
いただいたLINEには、出来るだけわかりやすくこちらの考えや気持ちを伝えたいなと思って返信しています。
大変じゃないと言えば嘘になりますが、やりとりの中に喜びがあるのも確かです
思ったような答えじゃなければ、そのままスルーしても構いません。
思ったようじゃないということは、思っていることがあるということで、それに気づくことも相談のメリットだと思っています。
面識がなくても、ブログを読んでの感想やご自身の考えを寄せて頂くこともあります。
こちらは子育て中の方よりも、支援者の方が多いです。
それはそれで嬉しいなと思って読んでいます
なんだかんだで
「相談ではないけれどこんなふうに過ごしてます」
「相談もあるけれど、こんなに大きくなりました」
というメッセージもとても多く、結局私が励まされています。
支援はループです。
誰もが誰かの支えであり、誰かに支えられて生きています
連絡・お問い合わせ
もしくは
mailto:shizukanaouchi.kinari@gmail.com
*お名前をご記入の上、ご連絡ください。
*LINE@の登録方法がわからない場合はをこちらをご覧ください。
*メールの場合、24時間以内に返信がない場合は迷惑メールホルダをご確認の上、再度ご連絡いただけますと助かります。
ご訪問ありがとうございました