とても欲張りな11月でした。
11月はアウトプットする機会が多くありました。
自分が講師を務める講座の準備そのものが学びになり、ぐちゃぐちゃと詰め込まれたアタマの中を整えたり結びつけたりする絶好の機会です。
そうは言っても11月はちょっとオーバーワーク気味
勤務している子育て支援センターでは、
「離乳食講座」
「イヤイヤ期講座」
「身体の発達講座」
依頼されて外部で行ったものは
「おもちゃ講座」
「ボードゲーム講座」
「タッチケア講座」
違うテーマや切り口での講座が重なることは、自分自身の土台を確かめ統合する良い機会ではありますが、何せ馬力が必要です
この他に自宅カウンセリング講座や試験勉強、通常業務もあったのだから、自分で自分を褒め労わりながらの日々でした。
更にオンラインでの研修も二つ受けました。
『令和3年度 PTSD対策専門研修通常コース』
担当:国立精神・神経医療研究センター
主催:厚生労働省
『もっと知りたいWISC(-IV)の仕組みと実践へ活かすワザ』
講師:大六一志先生
主催:発達療育実践研究会
どぢらも丸一日みっちりと、多くを学び考えが深まる研修でした。
PTSDの研修は、4人の講師からPTSDの概念や診断、治療、対応などを丁寧に教えていただきました。
子どものトラウマについての講義もあり、虐待やACEについての学び直しが出来たことは良かったです。
講義が終わるごとにテストがあり、zoomでしたが緊張感がありました
大六先生のWISC研修は、5月に引き続き2回目です。
今回は主に「検査結果を支援の視点でアセスメントするとはどういうことか」について学びました。
WISCでわかることとわからないことは何か
検査とは数的データをとることのみでなく、検査の過程での対応も含めてアセスメントしていくということ
などなど。
大六先生のお話しはわかりやすいのですが、資料はてんこ盛りだしほとんど休憩がなく朝から夕方まで続くので、終わるとヘロヘロです
また今月も別の集まりで大六先生の講義を聞くことができるので、WISCはしっかり身につけたいなと思っています。
本は何を読んだっけ…
講座関連以外では…
『子どものための精神医学』がとても良かったです
タイトルだけ見て、子どもが読む本なのかなと思っていたのですが違いました
“子どもについて”易しい言葉で多角的に書かれた、精神医学の本です。
発達や障害、子育てについて、「育つ側」と「育てる側」の視点から解説されています。
解釈の歴史的な背景にも触れているところが、勉強になるなぁと感じました。
分厚いですが、とてもわかりやすく発達と子育ての「こころ」のことを教えてくれているので、子育て中の人や支援者、保育者皆さんにオススメです
あれこれ引っ張り出した中で、やっぱりいい本だなとあらためて思ったのは
『支援のための発達心理学シリーズ』
こちらは薄くてすぐに読める本です。
理論は簡潔に、支援については具体的に書かれていて、現場で子どもや子育て支援にあたっている人が使いやすい本だと思います。
久しぶりに開いてみて、自分が引いたアンダーラインやメモ書きに励まされました。
本も自分仕様に育てておくといいことがあるかもしれません
やってもやっても足りなくて進まなくて、でも焦っているわけでもありません。
目の前の人、目の前のことからゆっくりと、出来ることをしていきたいなと思います
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