毎月の『覚書』は、その月に参加した研修や学会、読んだ本などを記録しています。

 

感想や考えなども一緒に残して、自分の振り返りやブログを見て下さっている方の参考になればいいなと思っています。

 

 

 

10月のzoom及び配信での学びは

 

『第126回 日本小児精神神経学会

  テーマ:日常臨床に潜むトラウマ

  〜難治化・長期化する事例の背景にあるもの〜』

 

二日間、様々なテーマで講演やシンポジウムが開かれ、そのほとんどを視聴しました。

 

 

 

「依存症とトラウマ」「発達障害とトラウマ」「災害とトラウマ」など、子どもの周辺にあるトラウマについての解釈や事例と、トラウマ治療や解離についての臨床例やデータなど、「トラウマ」に関わる知見を多く得ることができました。

 

 

特にTF-CBT(トラウマフォーカスト認知行動療法)について、亀岡智美先生のお話を伺えた事は理解が深まり良かったです。

 

 

 

トラウマ治療としてエビデンスの高いTF-CBTは、実際に治療現場に立つ事がなくても、トラウマそのものの理解やトラウマインフォームドケアにも必要な知識だなと思います。

 

 

 

 

そして大会長の八木淳子先生による講演、「トラウマの影響を受けて育つということ」は支援者としての姿勢やトラウマとの向き合い方についてあらためて考えさせられるものでした。

 

 

トラウマという“こころのケガ”は目に見えないからこそ、痛みを感じている人との丁寧な関わりから沈み込んでいる感情を浮き上がらせていくこと、そしてその意味。

 

 

支援者が何を支援しているのかという根本を問う、問題提起がなされたと感じました。

 

 

 

 

トラウマについて学ぶ中で、人の生き様に触れケアすることへの我が身の無力さと、その自覚こそがケアの本質であると考えるようになりました。

 
 
人のことはわからない
 
でもわかろうとする
 
わかりたいと願う
 
 
それは人の育ちを日々支える保育にも、通じることだなぁと思います。
 
そして子育てにも。
 
 
 
 
本は色々読みました。
 
 
トラウマ関連は

 

 

この本を中心に以前読んだものも、ちょこちょこと。

 

 

 

学会で紹介されて購入したのが

 

 

「この世界の片隅に」の作者さんですね。

 

漫画なので読みやすく、短いストーリーです。

 

 

この本も広島が舞台です。

 

 

トラウマが人にどんな影響をもたらすのかを知ることが出来る、そして自分の人生とは一体なんなのかを考えることになるお話し。

 

 

これはトラウマとか関係なく、世代を超えて読んで欲しい本だなぁ。

 

 

 

 

他には

 

 

これは、今月のWISC-Ⅳの研修に向けて。

 

 

 

ついでに

 

これは以前読んだけど忘れていることが多くてさらっと復習。

 

 

 

 

定期購読の本

 

 

保育実践の中の子ども理解について、事例が多くてとても面白かったし参考になることが多くありました。

 

何度も書いていますが、『発達』は保育者必見ですビックリマーク



 

 

 

 

色々勉強しても、細かいことはすぐに忘れてしまうし、ドラマを見たりゲームをしたりもしたいので「今日はやーめたっ!」という日もあります。

 

仕事だって、私より優秀な人がたくさんいるんだから、そんなに頑張らなくてもいいんじゃないかなぁと思うこともあります。

 

 

 

でも学ぶことはやめたくないなと思います。

 

 

今まで出会った人からもらったものに応えるために。

 

これから出会う人と笑い合えるように。

 

 
 
 

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