勤務先の子育て支援センターで毎月行っている、育ちや発達に関する講座。
私自身が少しずつブラッシュアップしながら講座に臨みます。
講師を務めるにはエネルギーが必要ですが、得るものも大きいなといつも感じます。
10月末は2つの講座を行いました。
定期開催している『赤ちゃん講座』と『子育て講座』。
いくつかのテーマに分けて行っているのですが、今回は“おもちゃ”と“睡眠”についてお話ししました。
おもちゃ講座は『育ちを助けるおもちゃ講座』と題して、“子どもが育つ”ということにおもちゃがどんな関わりを見せるのかを、実際にたくさんのおもちゃを手にしながら話します。
“おもちゃを紹介してもらえる”と思って参加される方が多いのですが(おもちゃも紹介しますが)、
子どもにとって
「遊ぶことって何?」
「おもちゃって何?」
を出発点にして、育ちを支える楽しさを伝える“発達”の講座になっています。
『赤ちゃんの脳の発達と睡眠』は赤ちゃん講座4シリーズのひとつです。
寝ること・食べること・遊ぶことなどの暮らしの場面と
脳や神経の発達、身体の発達、心の発達といった生物・生理学的、機能的な育ちの部分を合わせてお話しすることで
“子どもの育ちをどう支えることができるのか”
をなるべくわかりやすく伝えるのが目的です。
子育てはノンストップで、子どもの成長は目をみはるばかりです。
子どもと大人の組み合わせの分だけ「子育ての姿」があるのですが、ベースになる知識や感性を確かめる時間にできたらなぁと思って講座をしています。
メモメモメモ…と熱心に受講される皆さんの期待に応えつつ、少しでも「焦らずにゆっくり歩もう」と思ってもらえたら。
しかしそもそも期待に応えられているのか…、反省しながらの講座です
頂いた感想をいくつか紹介します。
【育ちを助けるおもちゃ講座】
「おもちゃ」について伺う中で、「遊び」をどう見守りたいか、子どもとどう関わりたいかを考えていくことに繋がるなと感じました。
世話を焼きすぎたり、「何かしなきゃ、育てなきゃ」という焦りがあるかも…と自覚しているので、子どもの持っているやる気や育つ力を見守ったり、したいことができるような環境を用意したりという姿勢にシフトしていきたいです。
おもちゃといってもすごく奥が深いものだと思った。
子どもの様子を見て、何が好きなのか何をしているか、どんなものがると良いのか考えたいと思った(普段よく見ていなかった…)。
「子どもの発見を横取りしないように」というお話が印象に残っています。
実際におもちゃを見たり触れられ、すごくステキなものが多く大人の私もワクワクしました。
お金や空間の制約もあるのがおもちゃですが、工夫できるところはしていきながら「今」しかできない(今だからできる)遊びを見守ったり、一緒に楽しんだりしていきたいなと感じました。
【赤ちゃんの脳の発達と睡眠(赤ちゃん講座)】
理論をとてもわかりやすく教えて下さり理解できました。
実践のコツがわかりやすく(資料に)書いてあったので、やってみます!
“睡眠”というと、巷では“ネントレ”など話題に上がりますが、今日の講座を聞き、「そこじゃない!」とあらためて思いました。
昼寝があまり長くないので不安でした。
とても勉強になりました。
普段赤ちゃんと過ごしている中で実践できることもたくさんあったので、試してみようと思います。
(赤ちゃん講座は)毎回とても納得できるし、新しい視点が見えてくるので嬉しいです!
ありがとうございました。
生活リズムを整える方法、寝かしつけのコツなどがわかりやすく、勉強になりました。
今日から試してみたいと思いました。
講座中に子どもを見ててくれて集中してお話が聞けました。
ありがとうございました。
他にもたくさん、ありがとうございます
「その子らしく、その人らしく、安心して暮らし育つ」
というのは、当たり前のことであり、難しいことでもあります。
他の誰かがいいと思ったことや、上手くいく方法が、自分に合うとは限りません。
それでも立ち尽くしているわけにはいかなくて、何とかしたいなぁと思っている人に出会うのが講座です。
基本を押さえながら一緒に考え、少し背中を押したり支えたりできたらなと思っています。
「あぁ、だいじょうぶだ」
と肩の力を抜くことができるよう、準備をしてお待ちしています
しずかなおうちきなりでは対象者限定でLINE @での相談に無料対応しています。
「相談」とまではいかなくても、聞いて欲しいなぁということなどメッセージを下さいね。