絵本をひとりで見るのも、誰かと読むのも好きです
小学校での読み聞かせボランティアが自粛になって1年半。
みんなで肩を寄せ合って本を見つめ耳を傾けるひとときは、教科学習と同じくらい(個人的にはそれ以上)、育ちに必要なのになぁと思っています。
もともと、“余った時間で行うおまけのようなもの” と思っている先生もいらっしゃるでしょう。
それはとても残念です
勤務先の子育て支援センターでも毎日のお話しタイム(手遊び&絵本)は、昨年度いっぱい自粛していました。
何が良くて何がダメなのかわからなかった日々。
今でも「おや?」と思う事態はありますが、“必要なこと・大切なこと”を配慮の中で届けていく努力をしています。
今年度 “お話しタイム” を再開して、何かを共有する時間の大切さをあらためて感じます。
大好きな人のお膝に座り、触れられ抱きしめられ見つめ合う時間。
ふと何かを思い立ち、トコトコと絵本の前に歩み寄る姿。
自分の遊びを続けながら、声には耳を澄ましていたり
抱っこでゆらゆらしてもらいながら、少し離れた場所から参加している子。
「あ、○○ちゃんの好きな本だ。嬉しいねぇ」というささやき。
人それぞれの “触れ合うことや共に過ごすこと” をお互いに感じることは、大人にとっても学びです。
「絵本を読まない」という相談も多く寄せられます。
どうして絵本を読んで欲しい、見てほしいと思うのか、オトナの気持ちを知るところがスタートかなと思います。
本も食べ物も人間も、出会うものはなんでもそうですが、
存在を知り
付き合い方を見よう見まねでやってみて
自分なりの関わりを見つけ
好きだなとか、ちょっと性に合わないなとか
考えながら自分との関係や距離感を作っていきます。
モノとも人とも、仲良くなっていく過程を楽しめたらいいなと思います。
好きな絵本とも出会えたらいいなと思って、見たり触れたりする機会を作っています。
ひとりで見るのも、誰か読んでもらうのも、どちらも心地よい時間です。
小さな頃に手にした一冊が、温かい感情を呼び起こす源になり支えとなる。
そんな経験ができる絵本に出会えますように
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