真剣に勝ちにいく【第9回ゆるっとボードゲーム会開催報告】

先日日曜日は8ヶ月ぶりに開催した

『ゆるっとボードゲーム会』

でした。

人が集まることにたくさんの気遣いが必要ですが、顔を合わせてひっそりと楽しみました

今回準備した&遊んだボードゲームたち

私の好みが全開です

ゆるっとボードゲーム会は初心者さんを対象に開催しています。

初心者と言っても色々で、ほとんどボードゲームに触れたことのない人から、子どもと一緒や職場で遊ぶ機会はあるけれど、大人同士ではなかなかチャンスがない人まで。

「はじめまして」

「今日はよろしくお願いします」

…のあいさつゲームは

『こやぎのかくれんぼ』

HABA　子やぎのかくれんぼ　ボードゲーム　ハバ社　ドイツ

オオカミに食べられないよう、隠れているこやぎちゃんを救出します。

子ども向けの簡単なゲームですが、自分の手番以外も場を見ていないと、こやぎちゃんの数がわからなくなってしまうので、しっかり注目

そしてドキドキ。

今日一緒に遊ぶ人のこと、ちょっとわかったかしら。

二つ目は

『ブロックストライゴン』

ブロックス トライゴン R1985

ボードゲームの定番『ブロックス』と同じルールですが、はめ込むピースが三角で、ボードは六角形になっています。

自分のピースをたくさん置きたいのだけれど、どこに置くと次に繋がるのか、相手を妨害できるのか、ベストな選択を求めて手が彷徨います

置く人は真剣。

見ている人も「そこはやめて」「あっちに置けばいいのに」と心の中で呟きながら真剣。

頂点を繋げて置くというルールが絶妙で、思いがけず人のピースをまたいで陣地を開拓できたりするので、ベストな置き場所を「発見」した時は爽快です

３つ目は『ラビリンス 』

ラビリンス (Labyrinth) ボードゲーム

指定のお宝をいち早く集めようと、みんなが迷宮を彷徨います。

道は手番ごとにスライドして変化します。

もう少しで辿り着けそうだったのに塞がってしまったり、思いがけずお宝が目の前に出現したり…。

時々引っ掛かって道がうまくスライドしない時は、みんなで協力。

アナログゲームの良いところです

周りの人の動きがプラスにもマイナスにも働くという「運」も味方につけながら、本当に迷宮を彷徨い歩く雰囲気にワクワクします。

逆転勝利に拍手がおきました。

お次は『テイクイットイージー』

Take it Easy! 多言語版

前にやったゲームではこれが好きというご意見があり、登場です。

みんなが同じ配列の数字ピースを自分のボードに置いていきます。

なるべく同じ数字が繋がるように。

そう思っていても、狙ったピースはなかなか来ません。

 

手堅くいくのか、一発逆転を狙うのか

諦めるのか、待ってみるのか

勝負の仕方が人それぞれで、それが楽しいゲームです

点数計算の仕方も性格が出ます。

丁寧に確認して…　大勝利

そして最後は『宝石の煌き』

ホビージャパン 宝石の煌き 日本語版 (2-4人用 30分 10才以上向け) ボードゲーム

私が一番好きなゲーム

カードも宝石トークンも、ゲームの世界観にぴったりで重厚感が溢れます。

手番でできることはシンプルで、だからこそ何をすべきかが悩ましく、ゲームの間中ずっと考え込み集中します。

「ボードゲーム」と言われて、オセロやすごろく、トランプあたりを思い浮かべる人には、ぜひ体験してほしい新しい世界です

「次はあのカードを手に入れたいけど、宝石トークンも確保したい」

 

「えーっと、黒の宝石をひとつと… でも先に赤の宝石かな？」

自分で遊ぶのはもちろん楽しいのですが、あれこれ考えている人を見て、自分の気持ちを重ねるのもなかなか楽しめます

どうしたら勝てるの？

どうしても勝ちたい！

大人だって負けたら悔しいし、勝てたらとっても嬉しい

気持ちが揺さぶられることを、健全に真っ当に表現できるボードゲームは、大人にこそオススメです

真剣に遊ぶと時間はあっという間に過ぎていきます。

そしてボードゲームは疲れたオトナの心とアタマを癒してくれます

（いやいや、かえって疲れるんですけど…という人もいるでしょうが）。

お気に入りに出会えたら、また遊んでみて下さい。

新しい発見は、人生をワクワクさせてくれます。

また次回、一緒に遊びましょう

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