子育て支援を仕事とする時、支援者が学ぶべきこと、考えるべきことは何でしょう。
発達
生育
心理
環境
生活
保護者の背景…etc
色々あります。
家庭は暮らしであり文化であり社会でもあります。
保育は「家庭」ではないけれど、家庭と密接な関係で人の未来を育てる場所です。
保育も暮らしであり文化であり社会なのです。
そしてひとりひとりが未来に繋がることを保証する場所。
「子ども」を知ることはとっても大切なのだけれど、社会や文化から切り離して追求すると、その子の人生を(意図せずに)奪ってしまいそうになります。
子どもを「知っている・理解している」という枠組みから出る哲学が、子どもとの関わりには必要です。
「保育」の視点は子育てを支援する人が皆持つといいなと思います。
子育ては科学だけで語れない。
科学的根拠を保育や子育ての「質」として担保してはなりません。
…と思いながら、ロンドン大学のピーター・モス先生の『保育の質を超えて』講演抄録を読みました。
あらためてレッジョ・アプローチも読み返すと、自分の知り得ることを子どもに当てはめない保育と支援をしたいと思うのです。
「支援の対象」と「支援の方法」を学ぶだけでは、人間の人生に関われない。
「育つ」ということの本質はもっと奥深いものと思っています。
支援に関わる方はぜひ、ピーター・モス先生の講演抄録が掲載されている『発達162』を手にとっていただけたらと思います。
その他に、保育を様々な視点で考えるオススメも少し。
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